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阪神から移籍2年目の覚醒…29歳は「来年の守護神」 圧倒の0/15&154.9が「凄すぎる」

Full-Count / 2024年10月21日 7時40分

日本ハム・齋藤友貴哉【写真:福谷佑介】

■齋藤友貴哉はハム移籍2年目の今季、防御率1.71…速球の平均球速が154.9キロ

 日本ハムの29歳右腕・齋藤友貴哉投手は今季、自己最多の25試合に登板。1勝1敗1セーブ、5ホールド、防御率1.71、奪三振率8.54(26回1/3で25奪三振)をマークした。トレードマークは剛速球で、平均球速は154.9キロ。ファンは「来年の守護神候補」「ガチで覚醒」「来年は抑えもいけそう」と声をあげた。

 齋藤は山形中央高、桐蔭横浜大を経て、Hondaから2018年ドラフト4位で阪神に入団。在籍4年間で45試合に登板し、1勝2敗1ホールド、防御率5.01をマークした。2022年オフに2対2のトレードで日本ハムに移籍した。

 日本ハム1年目の昨年はキャンプ初日に右膝靱帯断裂の大怪我。再建手術を受け、登板なしに終わった。今季は2度登録抹消を経験したが、7月20日のロッテ戦(ZOZOマリン)から13試合連続無失点。プロ初セーブもマークするなど躍進を遂げた。

 クライマックスシリーズでも2登板で1回2/3を無失点。特にソフトバンクとのファイナルステージ第3戦では、1イニングを9球で2三振を奪って3人斬り。最速158キロをマークして強力打線を圧倒し、今季を15戦連続無失点で終えた。

 セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、速球の平均球速は154.9キロ。20回以上投げたパ・リーグの日本投手ではロッテ・佐々木朗希の156.0キロに続いて2番目だった。

 184センチ、92キロの体格を誇る剛腕にファンの期待も高まる。SNSには「凄すぎるだろ」「マジで最高」「来年に向けての大きな財産」「来年も楽しみすぎる」「ガチで覚醒」「来年クローザーやれるでしょ」とコメントが寄せられた。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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