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大谷翔平の価値は「十分に語られてない」 ジャッジの“不満”に感動続出「本当に人格者」

Full-Count / 2024年10月23日 10時1分

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■ジャッジがヤンキースタジアムで会見に出席

“ライバル”の発言に感動が広がっている。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が22日(日本時間23日)、ヤンキースタジアムで取材に応じ、ワールドシリーズで対戦するドジャース・大谷翔平投手について言及した。日本人ファンからは「本当に人格者で素敵」「レジェンドに相応しい」などと称賛の声が寄せられている。

 ジャッジはこの日、ワールドシリーズに向けた会見に出席。米記者から「当たり前のように語れていること以外でオオタニについてすごいところは?」と質問が飛ぶと、ジャッジは「当たり前じゃないことがあれば……」と切り出し、呆れたように「もう全てが当たり前に感じられるくらいだよ」と脱帽した。

 そして「打率が残せるし、パワーもあり、スピードも。50盗塁したことは知ってると思うけど、僕からすればまだ十分に語られていないね。彼は本当に印象的なアスリートで、球界最高の選手だよ。野球を象徴とする存在だと思う」と惜しみない称賛を送った。

 また、大舞台で対戦するのが楽しみかと問われると、ジャッジはここでも「間違いないね」とニヤリ。「彼がエンゼルスにいた頃からレギュラーシーズンで戦ってきた。彼は僕の頭上を越える本塁打を打ったよ」と笑顔を見せた。「今回は最大のステージで対戦できる機会となった。彼を直接見られることはクールなことだ。彼はこのゲームを象徴する存在。お手本のようなプレーをする。彼がダイヤモンドをハッスルして走る姿をこのシリーズで見せることは若手や子どもへのいい規範になる。間違いなくこのマッチアップを楽しみにしている」と続けた。

 大谷は2022年に史上初となる投打での“W規定”を達成。しかし、同年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ったジャッジの前にMVP投票では2位に終わった。以降は日米問わず、両者は“ライバル”として認識されるようになった。今回に限らず、ジャッジは大谷へ賛辞を送り、大谷もジャッジを尊敬する発言をしている。

 改めてジャッジのリスペクトを聞いたファンからは感動の声が続出した模様。「ホントに人格ができていて、素晴らしい選手だと思ってます」「ジャッジ選手の人間味の良さが良く分かるクールなコメントに一流選手の気品を感じました」「一流のプレーヤーのみが知る」「本当にいい関係」「大谷をここまでリスペクトできる人間性」「才能あふれる選手同士のリスペクトが素晴らしい」などとコメントが寄せられた。

 大谷は今季54本塁打を記録し、ジャッジは58発をマーク。シーズン50本塁打以上の選手がワールドシリーズで対戦するのは、今回が初のこととなった。両者のバットは頂上決戦でも火を噴くのだろうか。(Full-Count編集部)

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