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亡くなった藤井将雄さんのユニで応援、名古屋でビールの売り子女子大生…現地の鷹党の声

Full-Count / 2024年10月18日 17時19分

藤井将雄さんユニホームで応援するソフトバンクファン【写真提供:PLM】

■バンテリンドームでビールの売り子のアルバイトをする女子大生が熱視線

 熱戦が続く「パーソル CS パ ファイナルステージ」の舞台、みずほPayPayドーム福岡から、熱視線で試合を見つめるファンの声をお届けする。4年ぶりの日本シリーズ進出に燃えるソフトバンクのファンを直撃した。

「2019年のプレミア12で周東佑京選手のファンになりました!」と話すのは、バンテリンドームで売り子のアルバイトをしているという愛知県の女子大学生のAさん。いつも一緒に観戦に行くという叔母のKさんも「一緒に球場についていくようになったらファンになりました……」と恥ずかしそうに話した。今季、京セラドームでは何度か2人で観戦したそうだが、本拠地での観戦はCSファイナルステージ第2戦が今季初だ。

 柳田悠岐外野手を特に応援しているそうで、柳田の推しポイントをたずねると「人格!」と即答。「人のことを絶対に悪く言わない人柄。少し抜けていて面白いところもあるけれど、それでもやはりしっかりとチームを引っ張ってくれているところが好きです」と熱く語った。

 Aさんはもともと野球に関心があったわけではなかったが、プレミア12での周東選手の活躍に目を奪われホークスファンに。「球場観戦の時だけつけています!」というオーダーデザインのネイルはもちろん“周東仕様”。刺しゅう入りのユニホームもこだわりのグッズのひとつだ。

 売り子のアルバイトは、重いビールサーバーを背負って球場内の階段を昇り降りするなど体力を使う仕事だが「ホークス、そして周東選手が頑張っているから私も頑張ろうと思って、アルバイトも頑張れます!」と日ごろからホークスに勇気づけられている様子だった。

■ユニホームに藤井将雄さんの「ネーム加工をしてもらいました」

 小学生の頃から約10年間ホークスを応援しているという男子大学生のTさんは、1995年から1999年にダイエーホークスに在籍した藤井将雄投手のユニホームを身にまとって広島から応援に駆けつけた。

「大きなきっかけはないのですが、藤井投手の命日にネットで記事を読み、その後、藤井投手の著書を読んだことがきっかけですね。ファンクラブの特典で、ホークス周年記念ユニホームが選べたので、藤井投手のネーム加工をしてもらいました」

 また、応援仲間のMさんは、Tさんに影響されて半年前にホークスを応援し始めた。「小さい時に福岡に住んでいて、何度かお父さんに球場に連れてきてもらっていたんですけど、あまり記憶になくて……でも、スポーツ観戦が好きなので、一緒に観ていたらハマりました」と話し、今ではすっかり周東のファンだという。

 CS第2戦は7-2で福岡ソフトバンクが勝利。対戦成績を3勝0敗(アドバンテージを含む)とし、日本シリーズ進出まであと1勝に。「モイネロ投手の粘りのピッチングがすごく見応えがあり、投打がかみ合った試合だったと思います!」と興奮気味に語った。リーグ王者のホークスが負けなしで日本シリーズ進出を決めるのか、注目だ。(「パ・リーグ インサイト」後藤万結子)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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