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大谷翔平の“消極的”走塁に指揮官苦言 先制機を逃して大敗「言い訳はできない」

Full-Count / 2024年10月19日 9時47分

試合後に取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

■大谷翔平は4打数2安打1四球で打率.263

【MLB】メッツ 12ー6 ドジャース(日本時間19日・ニューヨーク)

 ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦に6-12と大敗を喫した。大谷翔平投手は「1番・指名打者」で先発出場し、4試合ぶりのマルチ安打をマーク。4打数2安打1四球で打率.263となった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイは(本塁に)行かなくてはいけなかった。言い訳はできない」と初回の走塁について指摘した。

 指揮官が注目したのは初回無死二、三塁の場面だった。3番のT・ヘルナンデスが遊ゴロを放つも、三塁走者の大谷は本塁に向かわず、三塁にとどまった。指揮官は「あの状況(無死二、三塁)で二遊間は(後ろに)下がっていて、一、三塁手は前にきていた。打球は二遊間にいった訳だから、ショウヘイは行かなくてはいけなかった。でも、(三塁に)留まってしまった。言い訳はできない」。厳しい指摘で、反省を求めた。

 その後も後続が倒れ、初回は無得点に終わっただけに「初回に先制点を奪うのではなく(相手が)切り抜けることができたことによって、彼らの方に多少の流れが行ってしまったと思う」とロバーツ監督は肩を落とした。

 6-12の大敗で対戦成績は3勝2敗に。2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ進出へ足踏みとなった。19日(同20日)は試合がなく、20日(同21日)の第6戦は本拠地ドジャースタジアムに戻って行われる。1つのプレーに集中を研ぎ澄ませ、頂点を狙う。(Full-Count編集部)

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