大谷翔平が示す規格外の“回収率” 米記者驚き、1047億円契約でも「バーゲン」の理由
Full-Count / 2024年10月20日 13時2分
■大谷翔平の獲得は「すでにバーゲンのように感じてしまいます」
ドジャース・大谷翔平投手の獲得は“お買い得”だったのか。米スポーツビジネス起業家のジョー・ポンプリアーノ氏は自身のX(旧ツイッター)で「7億ドル(約1047億円)の契約は、すでにドジャースにとってバーゲンのようだ」と言及している。
エンゼルスからFAとなっていた大谷は、昨オフにドジャースと10年総額7億ドルの契約を結んだ。超高額の契約ではあるが、同氏によればドジャースは観客動員数1位、さらに大谷のユニホーム売上1位、3000万ドル(約44億8500万円)の広告収入、何百万人もの新規日本人ファン獲得などで“回収”している。
ポンプリアーノ氏は「ドジャースが彼と7億ドルの契約を結んだ時、全員が『払い過ぎだ』と言っていました。でも、まだ契約1年目ですでにバーゲンのように感じてしまいます」と説明を続けている。
「ドジャースは今季の主催試合で平均4万人の観客を動員しました。昨季と比べて10万人増えただけでなく、今季のヤンキース主催試合の動員数と比べても60万人多い数字です。オオタニはユニホーム売上でも2年連続でMLBトップでした。控えめに言っても、彼らはどのチームと比べても、今シーズン最も(商品を)売上を記録したチームと言えるでしょう」
大谷の“獲得”こそが、大きなビジネスチャンスだったと言及しており「これらは素晴らしい数字ですが、日本人効果を知ったとき、この数字は霞むように感じるでしょう。ドジャースは、今季12社の日本企業と新たに契約を結んだことを発表しました。オオタニと契約したあと、広告枠はすぐ売り切れてしまい、日本企業は敵地の広告まで買い始めたのです」としている。
また、ポンプリアーノ氏は「それでもまだ驚かないと言う人に」と説明を付け足しており「MLBによるとドジャースとパドレスが戦ったナ・リーグ地区シリーズ第5戦で1290万人もの日本人が視聴したそうです。その数字は米国での視聴者数を上回っただけでなく、土曜日の9時に日本人の人口の10%が視聴したことになるのです」と驚きを隠せないでいた。(Full-Count編集部)
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