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崖っぷちの巨人、日本Sへ“逆王手” 中山のプロ初HRが決勝弾…12年ぶりミラクルなるか

Full-Count / 2024年10月20日 20時40分

先制アーチを放った巨人・中山礼都【写真:小林靖】

■山崎伊織が7回途中無失点…3連敗から連勝でアドバンテージ含め3勝3敗のタイ

■巨人 1ー0 DeNA(20日・東京ドーム)

 巨人は20日、東京ドームで行われたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦に1-0で勝ち、2連勝。アドバンテージ1勝を含めて3勝3敗とし、日本シリーズ進出へ進出へ逆王手をかけた。第6戦は21日に行われる。

 0-0で迎えた5回、「7番・二塁」で出場した4年目22歳・中山礼都内野手が2番手・山崎康晃投手から先制のソロ本塁打を放った。今季二塁で全試合に出場した吉川尚輝内野手は脇腹を痛めた影響で、19日に出場選手登録されたものの出場機会なし。4年目22歳の“プロ初本塁打”が決勝点になった。

 今季10勝を挙げた山崎伊織投手が6回1/3を6安打無失点の好投。以降は高梨雄平、アルベルト・バルドナード、大勢投手と繋いで完封リレーを演じた。

 昨年まで2年連続4位に終わった巨人は今季、阿部慎之助監督が就任。77勝59敗7分けで4年ぶりリーグ優勝を手にした。CSファイナルステージでは、レギュラーシーズン3位から勝ち上がったDeNAに3連敗を喫したが、2連勝&アドバンテージ1勝でタイに持ち込んだ。

 最後の日本一になった2012年も、中日とのCSファイナルステージで3連敗から3連勝で勝ち上がった。12年ぶりの再現なるか、21日のCS第6戦はどんな展開になるだろうか。(Full-Count編集部)

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