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DeNA、“下克上”で7年ぶり日本S進出 阪神&巨人を撃破…三浦監督「気力を振り絞って」

Full-Count / 2024年10月21日 21時43分

マウンドで勝利を喜ぶDeNAナイン【写真:小林靖】

■5回に適時三塁打の森敬「とにかくランナーを進めることを意識した結果」

■DeNA 3ー2 巨人(21日・東京ドーム)

 DeNAは21日、東京ドームで行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第6戦に3-2で勝利し、7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。リーグ王者相手に、アドバンテージを含めた対戦成績は4勝3敗。最終決戦を総力戦で制した。

 試合後、三浦大輔監督は「選手たちは体がいっぱいいっぱいのところ、気力を振り絞って戦ってくれました。最後の最後までチーム一体になって戦えたと思います。戦いながら、選手みんなが大きく成長してくれたと思います」とナインをたたえた。

 初回に森敬の適時失策で先制を許し、4回には1死一、三塁から戸郷にスリーバントスクイズを決められた。しかし直後の5回、先頭の梶原が右前打で出塁すると、森敬が右中間を破る適時三塁打。ミスを取り返す一打に「とにかくランナーを進めることを意識した結果、外野の間を抜けてくれました」と喜んだ。さらに代打・フォードが中前適時打を放って試合を振り出しに戻した。

 伊勢が回跨ぎとなった8回、1死一、二塁のピンチで立岡を右飛に仕留めてしのぐと、今度はこちらも回跨ぎとなった菅野を攻めた。先頭の森敬が右前打を放ち、代打・柴田が初球で犠打に成功。桑原の三ゴロで森敬が好走塁で三塁を陥れた。すると続く牧が三遊間を破る決勝適時打。菅野はガックリとうなだれた。

 3位から“下克上”を成し遂げた2017年以来、7年ぶりの日本シリーズ。相手は同じソフトバンクだ。同年は2勝4敗で敗れたが、今後こそ日本一を獲りに行く。(Full-Count編集部)

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