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巨人・梶谷の引退会見に坂本勇人&菅野智之らサプライズ登場 11人集結…ガッチリ握手で笑顔

Full-Count / 2024年10月23日 16時53分

花束を送った巨人・坂本勇人(左)と梶谷隆幸【写真:松本洸】

■18年間の現役生活に幕…会見で引退を発表

 巨人・梶谷隆幸外野手が23日、東京都内で引退会見に臨んだ。会見途中では同学年の坂本勇人内野手や菅野智之投手ら11人がサプライズで登場。梶谷は驚きつつも坂本とガッチリ握手をし、感謝の笑みを浮かべた。

 引退会見が終わると、横浜の同期入団でもある巨人の北篤球団広報から花束を贈呈された。その直後に坂本、菅野らがサプライズで登場。他にも小林誠司、大城卓三両捕手、門脇誠内野手、長野久義、佐々木俊輔、浅野翔吾、重信慎之介、立岡宗一郎、オコエ瑠偉の6外野手がサプライズ登場。計11人が駆けつけ、梶谷も笑顔を見せた。

 開星高(島根)を経て2006年高校生ドラフト3巡目で横浜に内野手として入団。2009年に1軍初出場を果たすと、2013年には77試合ながらも打率.346、16本塁打、OPS1.047をマークしてブレークした。2014年から外野手に転向。同年は初の規定打席に到達し、142試合で39盗塁を記録し、自身初タイトルとなる盗塁王を獲得した。

 2020年オフには国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人へ移籍。1年目は故障もあって61試合出場にとどまり、2022年は左膝半月板の手術を受けて1軍出場ゼロ。同年オフに育成契約へと切り替わった。2023年の開幕前に支配下登録となり、102試合で打率.275を記録。今季は阪神との開幕戦に「3番・右翼」で先発出場。守備では超美技でピンチを凌ぎ、打っては2ランで阿部慎之助監督の初勝利に貢献していた。

 引退会見では、同世代の坂本の存在が巨人移籍の決め手の1つとも明かしていた。「普段彼がどういう準備、ふるまい、立ち姿でとかが気になって入団したのもある。どういうことをすればこれだけの成績を残せるのか、同学年でうらやましかった。勉強したいと思う。違いはなかった。横浜にいたときも、巨人のときも優しくていい男なので」。チームメートとなった4年間に感謝した。

 横浜、DeNAを含めて18年の現役生活で1064試合に出場し、980安打、打率.270、126本塁打、441打点、162盗塁だった。(Full-Count編集部)

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