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清原Jr.や151キロ左腕、侍J外野手は指名漏れ 選抜Vの18歳は燕4位…明暗分かれた“2世”

Full-Count / 2024年10月28日 8時10分

慶大・清原正吾(左)と法大・吉鶴翔瑛【写真:加治屋友輝】

■横浜高・椎木卿五、浦和学院・三井雄心も指名されず

 24日に開催された「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では支配下69選手、育成54選手が指名された。父がプロ野球選手の“2世選手”では慶大・清原正吾内野手が注目されたが、指名されず。他にも涙を飲んだ選手がいた。

 法大・吉鶴翔瑛投手の父は、今季までソフトバンクで3軍バッテリーコーチを務めた憲治氏。木更津総合から法大に進んだ左腕は最速151キロを誇り、東京六大学通算6勝も声は掛からなかった。

 立正大の飯山志夢内野手の父は、今季まで日本ハムのスカウト兼プロスカウトを務めた裕志氏。中央学院から立正大に進み、3年春に東都2部の首位打者に輝いた。今春に大学日本代表に選出されたが、吉報は届かなかった。

 清原の父はNPB通算525本塁打を放った和博氏。中学、高校では野球から遠ざかっていたが大学で再開した。今春リーグ戦に一塁手のベストナインに輝くなど急成長を遂げたが、名前が呼ばれることはなかった。

 高校生では、横浜・椎木卿五捕手も指名されなかった。父は中日、ロッテ、西武でプレーした匠氏。名門で1年秋からレギュラーになった大型捕手もプロ入りは持ち越しとなった。浦和学院・三井雄心内野手の父は西武で36勝を挙げた浩二氏。高校通算34発を放ったスラッガーも指名されなかった。

 一方、ヤクルトから4位指名されたのが、健大大高崎の田中陽翔内野手(3年)。父はロッテ、ヤクルトで79試合に登板した充氏だ。大型遊撃手で、高校通算21本塁打。今年の選抜大会優勝に貢献した。悲喜こもごもの結果となったが、2世選手は今後どんな成長曲線を描くだろうか。(Full-Count編集部)

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