大谷翔平は「間違いなく尊敬する」 同僚になって3か月…エドマンが感じた“凄み”

前日会見に臨んだドジャースのトミー・エドマン【写真：ロイター】

■エドマン「彼ほど強い打球を打てる選手は他にはいない」

　ドジャースのトミー・エドマン外野手はメッツとのリーグ優勝決定シリーズで打率.407、1本塁打、11打点の大暴れ。シリーズMVPを獲得し、チームを4年ぶりのワールドシリーズ進出へ導いた。昨春のWBCでは韓国代表として侍ジャパンの大谷翔平、山本由伸両投手と対峙してきた29歳。7月末にカージナルスから移籍してきてから両選手から刺激を受けているという。

「素晴らしいチームメートだよ。いつも一緒にプレーできることを喜んでいるんだ。2人とも際立った才能を持っている上に努力家でもある。彼らの内面を見られることは楽しいことだよ」

　移籍してきて知る内面。打者で同じ時間を過ごすことが多い大谷には、その人間性にも魅了されているという。「彼ほど強い打球を打てる選手は他にいない。これは、間違いなく尊敬することだよ。どれほど才能豊かな選手か知っていると思うけど、謙虚でナイスガイなんだ。一緒にいて楽しいよ」。

　カージナルスでは侍ジャパンのラーズ・ヌートバーともチームメートだった。エドマンはオフ期間中の所在地はサンディエゴで、ロサンゼルスに住むヌートバーと連絡を取り合っているという。「本当にいい友人でね。ロサンゼルスに戻ってきたら、会うだろうね。エネルギッシュで、グッドガイなんだ」と語る。

　昨春のWBCから2年近く経つ。日本選手を意識する存在になっている。「日本には才能豊かな選手がたくさんいるね。徐々に米国に移籍し始めているしね。日本はいい野球をしていると思う」と目を細めていた。（小谷真弥 / Masaya Kotani）