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ベッツ敬遠→フリーマン勝負は「敬意がないね」 ド軍同僚が劇弾を確信…MVPトリオの脅威

Full-Count / 2024年10月26日 14時49分

ヤンキース戦に出場したドジャースのトミー・エドマン【写真:Getty Images】

■延長10回2死満塁で二塁走者のエドマン「絶対に打ってくれると確信していた」

【MLB】ドジャース 6ー3 ヤンキース(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第1戦で逆転サヨナラ満塁弾を放った。1点を追う延長10回に右越えへ1号グランドスラム。右足首の捻挫で出場が危ぶまれていたベテランの劇的すぎる一撃となったが、二塁走者のトミー・エドマン内野手は確信めいたものを感じていたという。

「ショウヘイが敬遠されて、ムーキー勝負になったことが何回かあると思うけど、僕たちはベンチで『(ベッツに対して)本当に敬意がないね! 燃えているだろう』と言っているんだ」

 実際、1番・大谷が敬遠で歩かされた後のベッツは勝負強さを発揮する。9月3日(同4日)の敵地・エンゼルス戦では15号3ランを放ち、9月15日(同16日)の敵地・ブレーブス戦では決勝タイムリー。大谷敬遠がベッツの闘争心に火をつけたのは言うまでもなかった。そして、このワールドシリーズ初戦ではベッツが延長10回2死二、三塁で勝負を避けられた。

「それで今度はムーキーが歩かされた。『ああ分かったよ。もう1人のMVPが来るぞ』って思ったよ。絶対に打ってくれると確信していたよ」

 大谷と勝負を避ければベッツが決め、ベッツと勝負を避ければフリーマンが決める。フリーマンのサヨナラ弾について、ベッツは「フレディが経験してきたことを僕は知っているから、かなり特別なことだね。決めたのが彼だということが、僕はうれしいよ」と表情を緩めた。ヤンキースはMVPトリオ封じで、頭を悩ませることとなりそうだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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