大谷翔平は「1番・DH」 左肩亜脱臼も強行出場、WS第3戦で豪快4号なるか

ドジャース・大谷翔平【写真：荒川祐史】

■ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場

【MLB】ヤンキース ー ドジャース（日本時間29日・ニューヨーク）

　ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地で行われるヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場する。ポストシーズン4号本塁打に期待がかかる。

　大谷は26日（同27日）の第2戦の7回、二盗を狙った際に負傷。試合後、ロバーツ監督は「左肩の亜脱臼」と説明し、「筋力や可動域は問題ない」としていた。病院で精密検査を受け、27日（同28日）はチームとは別行動でニューヨーク入り。ヤンキースタジアムでは個別で打撃練習を行い、患部の状態を確認した。

　第3戦の出場について、ロバーツ監督は「もし彼が十分に体調がいいと感じるなら、出場しない理由が見当たらない。出場できる状態で出場に意欲的なら、彼は出場する」と話していた。強行出場となった。

　ヤンキースは右腕クラーク・シュミットが先発する。今季は16試合登板して5勝5敗、防御率2.85。ポストシーズンでは2試合登板して勝ち負けなし、防御率3.86。前回17日（同18日）のガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズでは5回途中5安打2失点だった。（Full-Count編集部）