大谷翔平、第1打席は四球で出塁→フリーマン先制弾 塁上で左腕固定…牽制に足から戻る
Full-Count / 2024年10月29日 9時18分
■患部“固定”も…フリーマンの先制2ランでゆっくりとホームイン
【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間29日・ニューヨーク)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席に四球を選んで出塁した。一塁への牽制球には足から戻るシーンもあった。
負傷を感じさせない迫力を見せつけた。大谷は26日(同27日)に行われた第2戦の7回、二盗を狙った際に負傷。試合後、ロバーツ監督は「左肩の亜脱臼」と説明し、「筋力や可動域は問題ない」としていた。病院で精密検査を受け、27日(同28日)はチームとは別行動でニューヨーク入り。ヤンキースタジアムでは個別で打撃練習を行い、患部の状態を確認していた。
一塁に出塁してからはリード時に左手でユニホームの襟元を持って患部を固定。執念の出場を続けている。1死一塁となってからはフレディ・フリーマン内野手の3戦連発となる先制2ランでゆっくりとホームイン。右手でハイタッチを交わすと、そのままフリーマンの背中をたたいて祝福した。フリーマンはワールドシリーズ5試合連発で最長記録に並んだ。
大谷はメジャー7年目で初のポストシーズンに出場。地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズの全11試合に「1番・指名打者」で出場し、打率.286(42打数12安打)、3本塁打、10打点をマークした。25日(同26日)のワールドシリーズ第1戦では第4打席で右中間フェンス直撃の二塁打を放つなど、5打数1安打1得点だった。
メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは17出塁。同僚のマックス・マンシー内野手と並んでポストシーズン同一シリーズの球団最多記録を作った。初のワールドシリーズでも存在感を放っている。(Full-Count編集部)
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