大谷翔平、負傷の左肩を気遣い「枕を挟んで固定」 就寝方法にも世界一への工夫…一問一答
Full-Count / 2024年10月29日 13時59分
■大谷翔平、負傷の左肩は「ずっと温めて。冷やさないのが大事」
【MLB】ドジャース 4ー2 ヤンキース(日本時間29日・ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。第2戦で左肩を亜脱臼したが、志願の強行出場。3打数無安打1得点、1四球1死球だった。チームは3連勝を飾り、2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。試合後の会見は以下の通り。
――怪我をした時に深刻だったのか。
「やった時はどうなっているのかわからなかったので。(ベンチ)裏に行ってからかなという感じですね。最初はセーフかどうかわからなかったので、ベースから離れられなかったので。今は痛みもだんだん引いてきているので。自分のスイングが戻ってきているのかなと思います」
――肩はスイングに影響があるか。
「テーピングをしたりしていたので、いつもと違う感じはしましたけど。そこまで大きくは違わなかったかなと思います。最後、一、二塁も。最後はボールだったので、しっかりと見送れていれば四球が取れたんじゃないかなと思います」
――開会式の時につけていたもの。
「試合中もそうなんですけど、ずっと温めて。冷やさないのが大事と言われていたので、試合中もずっと温めるような機械をつけて過ごしていました。開会式の時もセレモニーの時も同じのをつけて、温めるように。塁ではスライディングをした時に、今のモーションだと外れる場合が多いので、それを防ぐためにという感じですかね」
――トップの手を持つのは難しかったか。
「基本的には逆サイドの方が、おそらくきつかったんじゃないかなと思うので。左肩でよかったんじゃないかなと。不幸中の幸いだったのかなとは思いますね」
――WS優勝まであと1勝。
「もちろん、明日決められることに越したことはないですし、そのためにまた明日みんなであと1勝勝てるように、明日の試合に集中したいなと思います」
――シーズンが終われば手術は必要か。
「どうなんですかね、そこまでの話はとくにはしていないので。とりあえず、このシリーズ、今シーズンが全て終わった後にそれなりの検査をして、いい状態なのかどうなのか。今の段階では問題ないのかなと思います」
■「みんなが万全の状態で出てるわけでは必ずしもない」
――どんな動きで痛みが気になった。
「打席の中ではあんまり覚えていないというか、痛い、痛くないという感じは……。顔にどの程度出ていたのかわからないですけど、あんまり考えてはなかったですかね」
――フリーマンも自打球。
「それはフレディに聞いてもらって。僕はちょっと彼の状態は彼自身じゃないですし、わからないですし。どうなんですかね。こういう舞台だとアドレナリンが出て、ある程度の痛みだと耐えられるのかもしれないですし、はい」
――怪我人が多く、カバーしてきた。結束力はどういう風に。
「僕自身に対してというよりかは、チームミーティングもそうですし、チームディナーもそうですけど、みんながモチベーションを高く保てるように1人1人のそういう声かけが多いのかなと。僕自身にというよりかはみんなで。そういうのがあったんじゃないかなと思います」
――今回は。
「僕はLAに残っていたので。ニューヨークでチームディナーがあって、僕は検査でいけなかったので。そこの状況はちょっとわからないですけど。僕自身は最善を尽くして今日また出られるような状況、結果を残せるような状況にしようとは思っていましたね」
――試合前にマンシーがテキストメッセージを送ったと言っていた。
「出れらるという気持ちというか。実際に検査を受けて、処置をすれば出られるということだったので、それに対して自分のベストを尽くしますよということですね。チームの士気だけは下げたくないですし、怪我人もいます。フレディもそうですけど、みんなが万全の状態で出てるわけでは必ずしもないので、みんなどこかしら痛みを抱えながら出ている選手も多いので。そのなかで、自分のできることをしっかりやって出られればいいんじゃないかなと思っています」
――痛みが引いてきた。出場に迷いや不安は。
「出れらるなら出たいというか、出る準備をするのが当然のことではある。その上でチームが必要だと言ってくれるのであれば、最善の準備をして試合に臨みたいなという感じですね」
――痛みはどんな時に。
「試合の中ではもう、痛い痛くないは考えていない。痛くないという気持ちでやっていますし、悪化だけはしないように。走塁の時もそうですけど、最低限のやれることは継続してやりたいなと思っています」
――寝る時の工夫。
「ドクターに言われているのは、なるべく固定して。枕を挟んで固定したりだとか、寝てない時は逆に動かして、固まらないようにとは言っていました」(Full-Count編集部)
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