ベッツを妨害…ヤ軍監督は怒りの“断罪”「許される行為ではない」 入場禁止に納得

取材に対応したヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真：川村虎大】

■第4戦でベッツのグラブからボールを奪おうとし即退場

【MLB】ヤンキース ー ドジャース（日本時間31日・ニューヨーク）

　ヤンキースのアーロン・ブーン監督は30日（日本時間31日）、ワールドシリーズ第5戦前に取材に応じ、前日29日（同30日）の第4戦で悪質な妨害行為を犯して退場となったファンについて言及。「許される行為ではない」と怒りを表した。

　問題行為は第4戦の初回だった。先頭のトーレスが右翼ポール際に放った際に、右翼手ベッツの守備をヤンキースファン2人が妨害。ベッツのグラブをつかみ、ボールを取り出すという愚行だった。

　当該行為をしたファン2人は警備員に連れ去られ即退場。30日（同31日）にヤンキースが声明を発表。「ヤンキースとメジャーリーグは昨夜のような行為を一切容認しません。これらのファンはいかなる立場でも今夜の試合に参加できません」と入場禁止を通達した。

　ブーン監督も取材でこのファンについて言及。「ノット、グッド。許される行為ではない。そのひと言に尽きる。ここに来て、声援を送り、応援する。（でも、暴挙な振る舞いは）許される行為ではない。誰にだって手を出すべきではない。やっていいことではない」と断罪した。（川村虎大 / Kodai Kawamura）