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DeNA、敵地2連勝で五分に戻す オースティン&宮崎のアーチ共演…“横浜行き”も決定

Full-Count / 2024年10月30日 21時52分

先制本塁打を放ったDeNAのタイラー・オースティン【写真提供:産経新聞社】

■DeNAは本拠地での2連敗→敵地で2連勝

■DeNA 5ー0 ソフトバンク(30日・みずほPayPayドーム)

 DeNAが30日、みずほPayPayドームで行われた日本シリーズ第4戦に勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。本拠地の横浜スタジアムで2連敗を喫していたが、敵地に乗り込んでから2連勝と驚異の粘りを見せた。

 DeNAが一発攻勢で勝利を手繰り寄せた。両軍無得点で迎えた4回にタイラー・オースティン外野手が右越えソロを放ち先制した。自打球の影響で第2戦を欠場した4番が敵地で打棒をふるった。

 さらに1点リードの7回には宮崎敏郎内野手が豪快に左翼席へ運ぶソロを放った。前の打席の時点で日本シリーズは12打数1安打と“眠って”いたヒットメーカーがついに目を覚ました。その後も打線が勢いづき、好調の桑原将志外野手の2点打やオースティンの適時打で5-0とリードを広げていた。

 投げては先発のアンソニー・ケイ投手が鷹打線の前に立ちはだかった。初回から3者三振と抜群の立ち上がり。3回まで走者を1人も出さない気迫の投球を披露した。1点リードの6回に1死一、二塁のピンチを招いたが栗原陵矢内野手を一ゴロ。2死二、三塁となり迎えた4番の山川穂高内野手を中飛に仕留め、無失点とした。

 ケイは7回4安打無失点でマウンドを降りた。29歳左腕は巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでも2試合に先発し1勝。9回1/3を投げて2失点(自責1)の防御率0.96とポストシーズンでの好投が光っている。8回は坂本裕哉投手、9回はJB・ウェンデルケン投手が無失点に抑えた。

 DeNAは本拠地での第1、2戦ではソフトバンクの打線がつながり連敗を喫したが、前日29日の第3戦では左腕エース、東克樹投手の力投もあって勝利。ソフトバンクの日本シリーズの連勝記録を「14」で止めていた。これで優勝決定は第6戦以降までもつれることが確定し、DeNAは本拠地の横浜スタジアムに戻れることも決まった。(Full-Count編集部)

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