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一瞬で消えた5点リード 静まり返るNY…“戦犯”ジャッジらに批判集中「ホラー・ショー」

Full-Count / 2024年10月31日 11時10分

5回の守備で落球したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

■ヤ軍は4回まで5-0でリードも…ミスが重なり1イニング5失点

【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間31日・ニューヨーク)

 ミスの連鎖でニューヨークが静まり返った。ヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠地でドジャースとのワールドシリーズ第5戦を戦った。4回まで5-0とリードしていたが、5回に一挙5失点。きっかけを生んだアーロン・ジャッジ外野手らに批判の声が集中している。

 ヤンキースは初回、ジャッジがワールドシリーズ初アーチとなる2ランで先制。さらにジャンカルロ・スタントン外野手らにも一発が飛び出し、4回を終えて5-0でリードしていた。先発のゲリット・コール投手も4回まで無安打投球。場内は楽観ムードが漂っていた。

 しかし、5回に悲劇が起こる。先頭のエンリケ・ヘルナンデス内野手がドジャース初安打を放つと、続くトミー・エドマン内野手が鋭い当たりをセンターに運んだ。何でもない当たりだったが、中堅ジャッジがポロリ。まさかの形で走者が2人たまった。ジャッジは今季失策ゼロ。大舞台でまさかのミスを犯した。

 さらに続く当たりは遊ゴロかと思われたが、三塁アウトを狙ったアンソニー・ボルピー内野手の送球が逸れてオールセーフ。それでもコールはギャビン・ラックス内野手、大谷翔平投手と2者連続三振に打ち取り、続くムーキー・ベッツ内野手も一ゴロに仕留めたかと思われた。しかし、ボテボテの当たりが内野安打に。これで気落ちしたのか、フレディ・フリーマン内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手に適時打を浴び、5点を失った。

 崖っぷちのヤンキースはこの試合で負ければ終わり。しかし、大差のついた展開が一瞬で同点になり、ニューヨークには悲鳴と落胆の声があふれた。「あんな3連続エラー、これまで生きてきた中で見たことないと思う」「2つの巨大なエラーが試合を変えてしまった。ドジャースにとってはなんて見事なイニングで、ヤンキースにとってはなんいうホラー・ショー」「素晴らしい試合の、なんという壊し方。エラー、エラー、エラー。これは今後何年も説明がつかないだろう」「ヤンキースはあのくだらない複数のエラーで墓穴を掘った」と、ジャッジたちに対して批判が殺到している。(Full-Count編集部)

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