相次いだミス…守乱のヤ軍は「なんと奇妙」 コールの“怠慢”に米辛辣「言い訳できない」
Full-Count / 2024年10月31日 12時43分
■一塁へのゴロに対してカバー入らず…失点を許した
【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間31日・ニューヨーク)
ヤンキースのゲリット・コール投手は30日(日本時間31日)、本拠地で行われたドジャースとのワールドシリーズ第5戦に先発し、7回途中5失点(自責0)で降板した。5点リードを追いつかれた5回では自身のまずい守備が失点に繋がった。米メディアは「一切言い訳できない」「なんという奇妙なプレー」などと手厳しかった。
5回の守備ではアーロン・ジャッジ外野手、アンソニー・ボルピー内野手の失策が重なり無死満塁のピンチ。ここでギャビン・ラックス内野手、大谷翔平投手を三振に仕留め、2死までこぎつけた。しかし、続くムーキー・ベッツ内野手の一塁へのゴロが適時内野安打に。コールが一塁カバーに入らなかったのが響いた。さらにフレディ・フリーマン内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手に適時打を浴び、5失点。この時点で同点となった。
米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「なんという奇妙なプレー。一塁への緩いゴロだったのにコールはベースカバーに入っていなかった。ムーキーは満塁で内野安打」と綴った。ヤンキース地元メディア「NJ.com」のマックス・T・グッドマン記者は「これ以上なんでもないプレーはないと言っていい。コールは一塁カバーをしなかった。(一塁手の)アンソニー・リゾは打球を捕りに行く速さが十分ではなかった。ベッツは足でヒットにして、イニングを長引かせ、ドジャースはこの試合で同点に追いついた」と評した。
米メディア「FOXスポーツ・ラジオ」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めるジェイソン・スチュワート氏は「古い言い伝え:優勝をもたらすのは守備」とし、「ヤンキースはまずい守備が優勝を逃すことになると証明している。カバーに入らなかったことについて、コールは一切言い訳できない。手痛い(ミス)」と記した。(Full-Count編集部)
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