ヤ軍コール悲痛「残酷だね」 一挙5失点で世界一逃す…“痛恨”守備も「あぁ、最悪だ」

ドジャース戦の7回途中に降板するヤンキースのゲリット・コール（左）【写真：Getty Images】

■ヤンキースの先発コール、5回にミスも絡んで5失点

【MLB】ドジャース 7ー6 ヤンキース（日本時間31日・ニューヨーク）

　ヤンキースは30日（日本時間31日）、本拠地で行われたドジャースとのワールドシリーズ第5戦に6-7で敗戦。シリーズ成績1勝4敗で、世界一を逃した。先発マウンドにあがったゲリット・コール投手は6回2/3を投げて5失点（自責0）。守備のミスも絡んで悔しい結果となった。試合後の取材では、世界一を逃したことを問われ「あぁ、最悪だね」と下を向いた。

　コールは4回まで無失点。5点のリードをもらったが、　5回の守備ではアーロン・ジャッジ外野手、アンソニー・ボルピー内野手の失策が重なり無死満塁のピンチ。ここでギャビン・ラックス内野手、大谷翔平投手を三振に仕留め、2死までこぎつけた。

　しかし、続くムーキー・ベッツ内野手の一塁へのゴロにコールが一塁へのカバーが遅れて内野安打に。さらにフレディ・フリーマン内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手に適時打を浴び、5失点となった。

　試合後、コールは「最終的に届かなかった。ただただ……ただただ……残酷だね」と言葉を絞り出した。（Full-Count編集部）