大谷翔平から学ぶ“超一流の思考法” 故障も想定、成功を呼んだ「メタ認知能力」
Full-Count / 2024年12月11日 17時33分
■大谷は右肘に2度メス…渡米7年間で計4度の手術を受けている
“先見の明”に称賛が寄せられている。ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、報道陣のオンラインインタビューに応じ、来季以降の二刀流継続への思いを告白。「TJ(トミー・ジョン手術)に関しては、必ずするだろうなとは思っていた」と明かした。故障から逆算して肉体を作り上げていたことにファンも衝撃。「こういうところも一流」「凄すぎる……」と驚きが広がっている。
大谷は2018年からエンゼルスでプレーし、二刀流として投打で活躍を続けていたが、6月に右肘を負傷。その後9月に復帰したものの、直後に痛みが再発し、オフに手術を受けた。さらに2023年9月にも右肘にメスを入れ、2019年の左膝、今年は左肩の手術を含め、渡米後7年間で計4度手術を受けている。
しかし、大谷は「若い時から怪我をする想定の中で体を作ることをやってきた。出力が高くなるということは慢性的(定期的)な肘の手術が必ず起こる。そういう想定ではいたので。逆に言えば、そこを想定していたからこそ、ある程度、自分の中で柔軟に対応できたというのはあります」と言及。さらに「TJ(トミー・ジョン手術)に関しては、必ずするだろうなとは思っていた。それがメジャーの1年目だとは思っていなかったですけど、そこは必ずするとは思っていました」と明かした。
手術を受けることを見越した上で、ハードなトレーニングを積み重ね、今季は54本塁打&59盗塁を記録し、前人未到の「50-50」を達成した。3度のMVP受賞という圧倒的な実績の裏にある、偉才の“逆算思考”にファンも衝撃を受けたようだ。「大谷翔平ヤバすぎる。流石にこんな考え方プロ野球選手のスタンダードではないと思う」「メタ認知能力がすごい」「手術込みでキャリア考えてるのすごな」「エリートすぎるわ流石に」「伝説になる選手は考え方もやっぱり特殊なのか」「超一流は怪我の価値観が一般人と違うんやな」「全て想定内ということ」と衝撃が広がった。(Full-Count編集部)
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