最後の1人が現役引退 最強“松坂世代”の終焉にX感慨「一時代の終わりだなあ」
Full-Count / 2024年11月5日 12時7分
■鷹・和田毅が引退表明…NPBでプレーする“松坂世代”はいなくなった
ソフトバンクは5日、和田毅投手が今季限りで現役を引退することを発表した。43歳左腕は22年間の現役生活に自らピリオドを打った。1981年2月21日生まれの「松坂世代」で、NPBでプレーする現役選手では最後の1人だった。
横浜高で甲子園春夏連覇を果たした松坂大輔氏は1998年ドラフト1位で西武に入団し、いきなり最多勝に輝くなど世代のトップを走った。日米通算170勝をマークし、2021年限りで現役引退した。今オフに阪神監督に就任した藤川球児氏は日米通算245セーブ、164ホールドを記録した。
巨人コーチの杉内俊哉氏は通算142勝。ダイエー・ソフトバンクで和田と2枚看板を形成した。館山昌平氏は2009年に最多勝に輝くなど通算85勝。何度も右腕にメスを入れながら活躍した。
野手では村田修一氏がNPB通算1865安打&360本塁打をマークした。他にも投手では久保田智之氏、新垣渚氏、森本稀哲氏ら印象的な活躍をした選手が多い。久保康友氏は海外で現役を続け、昨年、今年とドイツのブンデスリーガで活躍した。松坂世代は計93人がNPB入りを果たした。その最後の1人が和田だったが、現役生活に終止符を打った。
一時代を築いた「松坂世代」の現役選手がNPBからいなくなったことにファンも感慨深げ。SNSには「急だなー、松坂世代最後の現役か」「ホント凄かった」「一時代の終わりだなあ」「なんか寂しい」「松坂世代希望の星がああ」とコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)
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