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ド軍、アダメス獲得ならキケ退団の可能性も 米メディア予測…残留35歳は「トレード候補」

Full-Count / 2024年11月6日 17時35分

ブルワーズのウィリー・アダメス、ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス、ミゲル・ロハス(左から)【写真:Getty Images、ロイター】

■強打の遊撃手アダメス獲得なら…チーム内の動きは

 ブルワーズからFAとなったウィリー・アダメス内野手の移籍有力候補に複数のメディアがドジャースを挙げている。4年連続で20本塁打、昨季は32本塁打を放つなど強打の遊撃手で、大型契約も予想されている。獲得となれば、今季ドジャースで活躍した選手たちの去就にも大きく影響する。

 アダメスは29歳で、打力が持ち味。米代理人事務所「Z-Axis Sports」に所属するマイケル・ロドリゲス氏は、契約期間は6年から7年で、1億5000万ドルから2億ドル(約227億円から303億円)の大型契約を予想している。

 今季ドジャースの遊撃手は、ムーキー・ベッツ内野手がコンバートする形で担って65試合就いたが、怪我での離脱もあって結局は右翼手に戻った。離脱以降はミゲル・ロハス内野手やニック・アーメド内野手、トミー・エドマン外野手を補強して起用し、“レギュラー不在”のポジションだった。

 ドジャースは2日(日本時間3日)にオプションを行使してロハスを残留させた。米メディア「ドジャース・ネーション」は「彼はチームの控えの選択肢になる。ドジャースは遊撃のポジションについて長期的な解決策を求めている」と指摘している。

 ロハスのほか、ユーティリティ選手としてはFAとなった“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手がいるが、仮にアダメスと契約した場合は「フロント陣がエンリケ・ヘルナンデスも再契約することは考えにくい」と指摘。プレーオフでも活躍を見せたため、さらなる契約で他球団が獲得する可能性もある。

 また、MLB公式サイトは、アダメス獲得ならロハスは「ユーティリティかトレード候補になる」と言及。今季、大谷翔平投手と山本由伸投手の加入で注目を集めたドジャースナインだが、移籍が活発なMLBでは、あっという間にチームから消えてしまう可能性もある。(Full-Count編集部)

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