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フリーマン、劇的満塁弾は大谷のおかげ? 明かした緻密な戦略…“MVP”伝説の始まり

Full-Count / 2024年11月7日 7時30分

ドジャースのフレディ・フリーマン(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】

■フリーマンがWS第1戦のサヨナラ満塁弾を回顧

 伝説のグランドスラムは、ドジャース・大谷翔平投手の存在が生んだのかもしれない。米トークショー「ジミー・キンメル・ライブ」にフレディ・フリーマン内野手が出演。ワールドシリーズ第1戦で放った逆転満塁本塁打について語っている。

 司会を務めるジミー・キンメル氏から状況を尋ねられると「あの打席の思考を知りたい? ショウヘイとネスター(コルテス)の対戦を見ていたんだ。なぜなら、ショウヘイが打席に入る時(普段)自分は壁の方に背を向けているからね。だって、大体は本塁打になるし」とジョークを炸裂させた。

 フリーマンは「彼(コルテス)がショウヘイに対してどう攻めるか見たかったんだ。カットボールとスライダーのボール球が多かったんだ。だから、内角よりに目付をして、速球を狙おうと思ったんだ」と説明。「内角の速球に目付をすれば、ボール球のカットボールやスライダーを振らないから。そうしたら、狙い通りの球が来たんだ! ハハハ」と配球の読みを明かした。

 一呼吸を置いた後、フリーマンが「(狙い通りでも)打たなきゃ意味がないんだ。失投をミスショットときがあるからね」と笑うと、キンメル氏は「ああ。自分だったら毎回ミスショットすると思うよ!」と、周囲を爆笑の渦に包んだ。

 第1戦の満塁弾で勢いに乗ったフリーマンは、第4戦まですべての試合で本塁打を放った。ブレーブス時代の2021年を含めると、2017〜2019年にかけて記録したジョージ・スプリンガー(当時アストロズ)を抜いて史上初の「WS6戦連発」となった。5試合で20打数6安打の打率.300、4本塁打、12打点をマークしワールドシリーズのMVPに輝いた。(Full-Count編集部)

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