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阪神は「キャンプ中から疲れる」 浴びる注目…元内野手が痛感したロッテとの“違い”

Full-Count / 2024年11月10日 8時10分

阪神時代の西岡剛氏【写真提供:産経新聞社】

■西岡剛氏はロッテで8年間、阪神で6年間プレーした

 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。独立リーグの北九州下関フェニックス総監督を退任した西岡剛氏がゲストで登場し、在籍したロッテと阪神の違いについて語った。

 2002年ドラフト1巡目で大阪桐蔭高からロッテに入団した西岡氏は、2005年から2年連続盗塁王、2010年には首位打者と最多安打のタイトルを獲得するなど中心選手として活躍し、2011年から海を渡った。2013年からは阪神で日本球界復帰。2018年までプレーした。

 関西の人気球団である阪神について「僕は生え抜きじゃなく途中で入ったので、逆に好き勝手にできた。行動するってことはそれだけ注目されるので、関西では一瞬で目立つことも可能。結果を出しているときは皆さんから神様のようにみんなから拍手されますけど、成績が落ちたときの反動が大きかったですね」と印象を話す。

 ヤジなど周囲の声が厳しいかと聞かれると「結構温かいんです。心ない言葉は今のSNS上なのでどういう人が言っているかわからないのであまり気にしない。タイガースファンって温かい。次打ってよとか。キャラクターにもよると思うんですけど、僕なんかは阪神ファンにフェンス越しに言われても『次打つから見ておいて』って」とファンとのやり取りを明かした。

 一方で、ロッテとの違いは大きかったようだ。「ロッテのキャンプなんてテレビ各1局にカメラ1台。練習していても横で座ったり気を抜ける。タイガースは100台くらい、OBとか入れたら300人くらいいる。一番多いんじゃないですかね。レギュラーメンバーには担当が1人つく。試合が終わったら毎日20〜30人の囲み(取材)。キャンプ中から疲れる。メディア向けの練習とかがすごい多いなと感じたときもありました」と驚きを口にした。

 西岡氏は移籍2年目に負った怪我から出場機会が激減した。「いい経験はさせてもらいました。2年目に大怪我して一気に成績が落ちたんですけど、最後までタイガースの球団はケアしてくれて、僕が1軍で出なくてもちゃんと契約してもらえたなとすごく感謝していますね。1年1年ちゃんと更新してくれたんですよね。切られるかなとは思いながらなんですけど」。両球団の経験が今に活きているようだ。(Full-Count編集部)

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