佐々木朗希の挑戦「認めた球団が凄い」 “時期尚早”の声も理解…OB指摘、ロッテの課題
Full-Count / 2024年11月10日 7時40分
■ロッテOBのG.G.佐藤氏「本人が選んだ道だし、球団がOKしたわけだから」
ロッテは9日、佐々木朗希投手についてポスティングによるメジャーリーグ(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することにしたと発表した。入団5年目を終えたタイミングでの米挑戦について、ロッテOBでもあるG.G.佐藤氏は「まだ早いという声の方が多いと思う」としながらも「僕らができるのは受け入れること」と見解を述べた。
2019年ドラフト1位でロッテ入りした佐々木は今季、18試合に登板して自身初の2桁となる10勝(5敗)、防御率2.35をマークした。入団1年目は体づくりのために登板機会はなく、2年目以降も登板間隔が配慮されるなど“箱入り”でここまでプレーしてきた。
ファンも佐々木にメジャー志向があるのを知っているが、佐々木在籍中にチームの優勝もなく、自身も今季が初の2桁勝利到達ということで「時期尚早」との声もある。G.G.佐藤氏は「そりゃそうでしょ。1年目も大切に育ててもらったからね。何かロッテに恩返しをして、勝ってからいってほしい気持ちが多かったのだと思います。許せないファンの気持ちもわかります。まだ早いの声の方が多いと思います。応援される形でいってほしかったというのはある」とファンの心情にも理解を示した。
しかし「本人が選んだ道だし、球団がOKしたわけだから。『まだ5年しかいない』だけでなく、『5年もいてくれた』といった解釈もできると思います」。決定したことに対していくらモノを申しても状況は戻らない。
「僕らができることは受け入れることですよね。もうコントロールできることではないので。佐々木選手を応援したいし、僕らができることは残りたいと思わせる魅力的な球団にしていくことではないでしょうか。フラれた女の子を追いかけてもしかたない。フラれないようにするしかない」
佐々木は現在23歳。25歳未満の選手はマイナー契約に限定される。譲渡金も制限される見込みだけに、G.G.佐藤氏は「選手寿命はいつまでなのかわからない。行けるときに本人の夢を尊重してあげた球団がすごいと思いますよ。マイナー契約なわけだし。それを認めた球団がすごいです」。佐々木の決断と球団の対応に敬意を示していた。(湯浅大 / Dai Yuasa)
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