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侍J戦後に生まれた「感動的なシーン」 台湾ファンが見せた敬意に注目「素晴らしい」

Full-Count / 2024年11月17日 19時41分

チャイニーズ・タイペイ代表に勝利した侍ジャパン【写真:小林靖】

■「終わった瞬間に、チャイニーズタイペイのファン、みんな総立ちで拍手されてるんですよ」

 チャイニーズ・タイペイ代表は16日、台湾・台北ドームで行われた「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」の野球日本代表「侍ジャパン」との試合に臨んだ。惜しくも1-3で敗れたものの、試合後には会場のファンが大きな拍手、選手たちもお辞儀をし「感動的なシーンでしたね」と放送席も注目した。

 最大4万71人を収容できる球場は満員で、その多くが地元チャイニーズ・タイペイ代表を応援するファン。おなじみのチアと一緒に、大応援で選手たちの背中を押した。

 試合は惜しくも敗れたが、試合後には“感動的な光景”が広がった。大勢のファンが選手の健闘を称え、立ち上がって拍手。チャイニーズ・タイペイの選手は、試合後はマウンドに輪を作ってお辞儀をするのが恒例。ベンチに下がる際には、白線付近で改めて深々とお辞儀をする選手もいた。

 試合を配信するアマゾンプライムビデオでレポーターを務めた元ロッテの里崎智也氏は「終わった瞬間に、チャイニーズタイペイのファン、みんな総立ちで拍手されてるんですよ。負けたけどナイスゲーム、日本の代表にも拍手しているような感動的なシーンでしたね」と紹介していた。

 実況も「非常に野球への向き合い方というのもファンも皆さんも素晴らしいなと感じます。チャイニーズタイペイの選手たちが、マウンドを囲むよう円陣を組んで、皆さんにお礼を言ってというシーンでした」と話していた。(Full-Count編集部)

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