12球団ワーストなのに…GG賞投票数への“疑問” 「-19.2」&「-15.7」も評価の珍現象
Full-Count / 2024年11月12日 17時39分
■ヤクルトのサンタナ、広島の小園は「UZR」が12球団ワースト1、2位だった
守備の名手に贈られる「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」が12日、発表された。野球記者の投票によって選出され、得票数も公開。セ・リーグでは守備全般での貢献を示す「UZR」が12球団ワースト1、2位の両選手が得票する“珍現象”となった。
外野手部門では広島の秋山翔吾が最多の211票を獲得し、セ・リーグでは初受賞(西武時代に6回)となった。中日の岡林勇希が190票で3年連続3回目、阪神の近本光司は187票で4年連続4回目の受賞となった。
巨人の丸佳浩外野手の137票が次点となるなど各球団を代表する選手の名前が並ぶなか、ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手が4票獲得していた。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、サンタナのUZRは規定イニングをクリアした全ポジションの選手で最も低い「-19.2」だった。
三塁手部門では巨人の坂本勇人内野手が断トツの168票で受賞。3位に入った広島は小園海斗内野手は46票だった。小園のUZRはサンタナに次ぐ、両リーグで2番目に低い「-15.7」だった。指標だけで評価されるものではないが、12球団ワースト1、2にも票が入っていた。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“源田の牙城”崩す可能性は? 上位4選手の熾烈な外野争い…データで選ぶパGG賞
Full-Count / 2024年11月12日 7時45分
-
断トツでも逃した巨人29歳…ついに初受賞か 遊撃に新たな忍者、データで選ぶセGG賞
Full-Count / 2024年11月12日 7時40分
-
衝撃の忍者守備…広島25歳は「GGは間違いない」 巨人23歳も超越、12球団最強の「11.5」
Full-Count / 2024年11月11日 17時31分
-
“激戦区”で3冠…巨人29歳が放つ存在感 昨年断トツ「10.9」も逃した初栄誉「ほかに誰が」
Full-Count / 2024年11月11日 11時46分
-
3年連続最下位…中日が抱える“泣き所” ワースト数値解消のカギ握るポジション
Full-Count / 2024年11月9日 19時32分
ランキング
-
1ドジャースは「日本の広告で大金得た」と米指摘 154億円のスタジアム改修は「大谷のおかげだ」
THE ANSWER / 2024年11月13日 15時3分
-
2大山悠輔FA宣言!虎の4番が巨人に? 阪神ファン悲痛な叫び「巨人は勘弁。残留して」
iza(イザ!) / 2024年11月13日 11時26分
-
3「それは日本に失礼だ」 侍J戦でチェコ代表監督が尽くした礼節 通訳が明かしたハチマキ姿の真意
THE ANSWER / 2024年11月13日 9時53分
-
4永野猛蔵騎手の騎手免許を取消 12か月の騎乗停止処分決定を受けて本人が申請 スマホ偽装持ち込み、親族への馬券予想行為も
スポーツ報知 / 2024年11月13日 16時32分
-
5【騒動舞台裏】「日本シリーズ出禁」でフジが死守したかった「トライアウト放映権」 放送告知削除で“暗雲”も事態が一転したワケ
NEWSポストセブン / 2024年11月13日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください