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日本での10年間は「心地よかった」 NPB復帰は「現状NO」…鷹・元2冠王の現在地

Full-Count / 2024年11月18日 8時10分

キューバ代表のアルフレド・デスパイネ(左)と侍ジャパン・栗原陵矢【写真:小林靖】

■デスパイネがキューバ代表として侍ジャパンと対戦

“ツンデレ”ぶりを炸裂させたが、日本への愛は健在だった。キューバ代表のアルフレド・デスパイネ外野手は17日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループBの野球日本代表「侍ジャパン」戦にソフトバンクのバットケース、バックパックを背負って球場入りした。「明日はキューバのチームバッグを使うかも。ランダムだから」とニヤリと笑う。

 親方の愛称で親しまれ、2017年にはソフトバンクで打率.262、35本塁打103打点で本塁打王と打点王の2冠に輝いた。試合前にはかつてのチームメート、栗原陵矢内野手(ソフトバンク)と談笑や写真撮影。桑原将志外野手(DeNA)、清宮幸太郎内野手(日本ハム)らも続々と挨拶に訪れた。

 かつての同僚、ライバルとの再会。「また日本と対戦することができて、僕らは本当にうれしく思っているよ。今日の試合が素晴らしいものになると願っているよ」と笑顔を見せた。対戦したい投手については「特にはいないよ。なぜなら、日本の投手は全員素晴らしいと思っているから」と警戒していた。

 2014年から2023年まで10年間日本でプレー。再び日本でプレーしたいかと問うと「NO。現状はね」と“ツンデレ回答”だった。それでも「日本で(ロッテ、ソフトバンクの)2チームでプレーして、同僚や周りの(全ての)人たちは自分に対して本当に良くしてくれたと感じているんだ。プレーしていて本当に心地よかったよ」と感謝する。他にも「焼肉は料理の仕方がいい。色々な種類を選べるし、テーブルの上で自分で作ったりするからね」と日本での生活を思い出し笑顔を見せていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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