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ド軍元一塁コーチ激白…100敗球団の監督に就任したワケ 大谷翔平らに感謝「気持ち伝わった」

Full-Count / 2024年11月18日 14時43分

ドジャースコーチ時代のクレイトン・マッカラー氏【写真:Getty Images】

■2021年から一塁コーチを務めたマッカラー氏が退団→マーリンズ監督就任

 今季までドジャースの一塁コーチを務めたクレイトン・マッカラー氏が、新たにマーリンズの監督に就任した。大谷翔平投手をサポートした参謀は、マーリンズ公式YouTubeの独占インタビューに応じ、球団史上17人目の監督に就任した経緯を明かした。

「まだ実感がわいていないですが、私と家族にとって、ワクワク感は日々増しています。ここまで長い道のりでした」と心境を語ったマッカラー氏。これまでも複数の役職で名前が挙がり面談を受けてきた中で、なぜ今マーリンズだったのか。「そうした過程の中で、私は毎回自分のことを知りました。大切なことは何なのか。ある意味自分の価値観ですね、それを表に出す機会に恵まれた。そういった機会のいくつかが、その先に待ち受けることに準備するのに役立ったのかもしれません。タイミングも大きかった」と説明した。

 さらに「今回の機会は、あまりに多くの要素が魅力的でした」として、ピーター・べンディックス編成本部長の存在を挙げた。「彼のチームに関わることができる機会。チームの方向性についてビジョンも聞くこともできました。それをどう実現していくかについて、自分が大切に思っていることと重なる点が多かったのです。本当の意味で成長していく機会。タイミングが合っていると感じましたし、我々の職種では、ユニホームを着てグラウンドで監督をするというのは最上位に位置するようなものなので、非常にワクワクする機会でした。ここに勝る場所は見つけられなかったと思います」と目を輝かせた。

 2021年から常勝ドジャースの一塁コーチを務め、今季4年ぶりのワールドシリーズ制覇を味わった。司会者は「ベッツが『今まで最高のコーチ』と言い、ショウヘイ・オオタニも何度も、あなたがどれだけ助けてくれたかについて口にしています。将来殿堂入りする選手たちが、あなたについて、なぜこう話すのでしょう?」と投げかけた。

 マッカラー氏は「とても大きな意味を持つことですよね。私が彼らを大切に思う気持ちが伝わったのだと思いたいですね」と感慨深げな表情を浮かべつつ「彼らのためになることを優先するよう心掛けました。そのために私に何ができるか。慣れ親しんできたレベルでプレーできるよう、またはプレーのレベルをあげるために、どんな小さなことでも。彼らがより良い選手になるために私がしたことよりも、私がさらに良いコーチになるために彼らがしてくれたことのほうがずっと多かったですよ」。今季は100敗を喫しナ・リーグ東地区最下位に沈んだチームを立て直すことはできるのだろうか。(Full-Count編集部)

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