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屈辱の予選敗退、韓国代表は「史上最弱」 母国メディア悲痛「主力がいたら…」

Full-Count / 2024年11月18日 19時32分

韓国代表のリュ・ジュンイル監督【写真:小林靖】

■投打の中心選手が故障や兵役で参加できず

「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場している韓国代表は17日、日本とチャイニーズ・タイペイがそれぞれ勝利したことでスーパーラウンド進出の可能性が消滅した。第1回は優勝、第2回は準優勝だったものの、3大会目で初の予選敗退。地元メディアは「史上最弱」との烙印を押し、今大会を総括した。

 韓国メディア「OSEN」は18日、「『先発野球の失敗』──日本が警戒していた先発4本柱のうち3人がいなかった……もし彼らがいたら準決勝に進出できただろうか?」と題した記事を寄稿。同メディアは今大会の韓国代表が2026年の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、2028年のロス五輪を見据えた“若手中心”と言及しつつも、兵役や故障で戦力が揃わず、「史上最弱の代表チーム」と評価されたとした。

 中でも先発陣は期待外れに終わった。台湾戦に先発したコ・ヨンピョは2回6失点、キューバ戦が4回、日本戦も1回2/3を2失点で降板、ドミニカ共和国戦も3回3失点と一人も5回を完了できずにマウンドを降りた。本来ならば、クァク・ビン(25歳)、ウォン・テイン(24歳)、イ・イリ(22歳)、ムン・ドンジュ(21歳)という若手投手の活躍が期待されたものの、クァク以外は故障で離脱。また、野手では兵役などでの主力離脱が目立った。

 同メディアは「韓国野球は再び屈辱的な歴史に直面することとなった。しかし、世代交代の過程で数々の逆風と限られた環境の中で懸命に戦った。歴史に“もしも”はないが、もし“完全なチーム”だったなら、どうだったのだろうかという惜しさが残る」と落胆。結果が残せなかった代表チームに、“ないものねだり”する他なかったようだ。(Full-Count編集部)

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