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侍J、ドミニカに大勝で予選全勝通過 14安打でグループB最多11得点…21日にSR開幕

Full-Count / 2024年11月18日 22時30分

決勝適時打を放った侍ジャパン・栗原陵矢【写真:小林靖】

■SRは米国、ベネズエラ、台湾が進出…21日から東京ドームで開幕

 野球日本代表「侍ジャパン」は18日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループB、ドミニカ共和国戦に11-3で勝利した。14安打を放ち、グループBでは最多の11得点と猛攻。予選全勝で21日に東京ドームで開幕するスーパーラウンドを戦う。

 侍ジャパンは初回に2死満塁から坂倉将吾捕手(広島)が押し出し四球を選び先制。しかし、先発の戸郷翔征投手(巨人)がその裏1死二塁で元日本ハムのハンソンの適時二塁打で同点を許すと、2回2死二塁でデレオンに逆転の適時二塁打を浴びた。

 1点を追う3回2死満塁で佐藤都志也捕手(ロッテ)が左前打。同点に追いつき、二走・栗原陵矢内野手(ソフトバンク)もホームベースを踏んだ。しかし、一気に三塁を狙った一走・紅林弘太郎内野手(オリックス)がタッチアウト。栗原の生還よりタッチが速いと判定され、井端弘和監督がチャレンジを試みたが覆らず、同点止まりだった。

 5回には無死一、二塁から栗原の中前適時打で勝ち越し。さらに暴投で無死二、三塁とし、坂倉も適時打で続いた。紅林の併殺打の間にこの回3点目が入った。以降は2番手・井上温大投手(巨人)、隅田知一郎投手(西武)、横山陸人投手(ロッテ)、北山亘基投手(日本ハム)の継投でリードを守り抜いた。

 侍ジャパンはこれで国際大会24連勝。スーパーラウンドはグループAの1位ベネズエラ、2位米国、グループBの1位日本、2位チャイニーズ・タイペイが総当たりで戦い、上位2チームが決勝に進出する。2大会連続の世界一を目指す侍ジャパンは21日に米国と対戦する。(Full-Count編集部)

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