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大谷翔平を取り逃した“悪夢再来”か… 2年連続超大物狙い、地元紙が懐疑的なワケ

Full-Count / 2024年11月19日 9時1分

ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのフアン・ソト【写真:ロイター、Getty Images】

■ブルージェイズは昨オフ、大谷獲得に失敗…今年はソト獲り参戦か

 今オフのFAの目玉とされているフアン・ソト外野手の獲得に動いているとされるブルージェイズに対し、地元メディアは獲得できる唯一の方法として「最高額をオファーすること」と指摘。昨年オフにドジャースに加入した大谷翔平投手争奪戦に敗れた経緯があるだけに「懐疑的」と言及している。

 地元紙「トロント・スター」のブルージェイズ番、グレガー・チザム記者が「ショウヘイ・オオタニ2.0? 私がブルージェイズのソト獲得を狙うことに懐疑的な理由」とした記事を掲載。ブルージェイズがソト獲得に動いていることに触れつつ「昨年のオフは、ショウヘイ・オオタニ(の争奪戦)については上手くいかなかった。そして、フアン・ソトが関わる状況が(大谷の時と)異なるものになると考える理由は多くない」と伝えた。

 MLB公式サイトによると、ソトはすでにブルージェイズ、レッドソックス、メッツとの面談は終えており、18日(日本時間19日)にはヤンキースと面談予定だという。そしてチザム記者は「ソトは最低でも5億ドル(約763億円)を手にする準備は整っているようだ」としつつも、関係者の中には7億ドル(約1068億円)を超えると予想している人もいることを指摘。ブルージェイズが争奪戦に参戦する上で有利に働く点がいくつかあるとして、育成施設の充実ぶりに加え「財政的な支援を維持する余裕があるオーナーグループに支えられている」と述べた。

 それでも同記者は「ブルージェイズに対して不利に作用する要素の方が多い。ブラディミール・ゲレーロJr.内野手とボー・ビシェット内野手は次のオフにFAになり、マーク・シャパイロCEOの契約は2025年終了時に満了を迎える」と説明。「ブルージェイズはチャンスを手にする唯一の方法は、最高額をオファーすることだ。(他球団と)違いを生む程大差を付けるだけの金額だ」と述べている。マイナー組織の格付けはMLBの中でも最低レベルだとして、将来的な面でも不安視している。

 26歳のソトはメジャー7年間で通算201本塁打、592打点、シルバースラッガー賞を4回獲得。今季は157試合に出場し打率.288、41本塁打、109打点、OPS.989の成績を残し、アーロン・ジャッジ外野手とともに打線の中軸を担い、リーグ優勝に貢献した。記事では、ソトの代理人は高額契約を結ぶことで“剛腕”として知られるスコット・ボラス氏であり、金額面での重要性を説いた。そしてヤンキースとメッツが獲得有力候補であるとしている。争奪戦が増々激化していくだけに、今後の行方が注目される。(Full-Count編集部)

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