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清宮幸太郎、牽制後逸は「ごめんなさい」 散々な台湾遠征に“謝罪”…悲痛な胸中

Full-Count / 2024年11月21日 8時10分

侍ジャパン・清宮幸太郎【写真:小林靖】

■追加招集で初のトップチーム入りも…ここまで打率.182&打点なし

 野球日本代表「侍ジャパン」の清宮幸太郎内野手(日本ハム)は20日、東京ドームで行われた公式練習に参加した。「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンドでは11打数2安打の打率.182。本塁打、打点はない。21日からのスーパーラウンドへ向け、「しょげてても仕方ない」と悲痛な胸の内を明かした。

 追加招集で初めてトップチーム入り。だが、台湾ラウンドでは屈辱にまみれた。15日の韓国戦では2打席凡退で迎えた5回2死一、二塁のチャンスで途中交代。代打で送られたのは同じ左打者の佐野(DeNA)だった。3試合ぶりに先発復帰した18日のドミニカ共和国戦は5打数1安打。守備では左腕・井上(巨人)の一塁牽制を後逸した。「(井上の牽制が)うまいです。ごめんなさいという感じです」。ただただ頭を下げるしかなかった。

 散々だった台湾遠征から帰国。高卒7年目。酸いも甘いも経験してきたスラッガーは、必死に切り替えたという。「意識して切り替える感じです。切り替えのスポーツなので。最近、Netflixで『ROOKIES(ルーキーズ)』が配信になったので、それを見て、切り替えてます。めっちゃおもろいです。最高です」。まずは高校野球ドラマで心をリセットした。

 肝心の打撃は「引っ張れてないです。それが問題です。いい時は引っ張れているんです」と改善ポイントは分かっている。「良くない時にこそ、どう振る舞うか。どういう準備をするかが大事だと思います。ここまであまり仕事はできてないんですけど、でも、いつどういう場面でチャンスが巡ってくるか分からないので。いい準備をするだけです」。東京ドームをリベンジの舞台とする。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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