大谷翔平、MVP受賞も貫く謙虚な姿勢 偉業よりも「WSで勝てたことが嬉しい」 一問一答

ドジャース・大谷翔平【写真：ロイター】

■歴代2位タイの3度目のMVP

　全米野球記者協会（BBWAA）が選出する最優秀選手（MVP）が21日（日本時間22日）に発表され、ドジャース・大谷翔平投手が2年連続3度目となる受賞を果たした。フルタイムの指名打者では史上初、2年連続でア・ナ両リーグで選出されるのは史上初の快挙だった。「MLBネットワーク」にて行われたインタビューでの一問一答は以下の通り。

――どんな意味を持つ1年だったか。
「ドジャースの一員の一人として代表して（MVPを）もらったと思っているので、それくらい皆で掴み取ったものだと思っている。シーズンもそうですし、ポストシーズン、ワールドシリーズもそれくらい皆で掴み取ったものだと思います」

――打者に専念。特別なことをしないとMVPは難しいと思ったか。
「MVPを取りたいと思ってシーズンに入っていないので、ドジャースという新しいチームに来て、チームの一員としてファンに認められたいという思いで、特に前半戦はやっていましたね」

――今シーズン一番誇りだったことは。
「ワールドシリーズを勝てたというところが一番目指していたところなので、僕が代表としてもらった賞だと思っているので、来年も引き続き、チームのみんなで頑張って、今はリハビリしていますが、また復帰してシーズンを頑張りたいなと思っています」

――来季は投手で復帰。MVPとサイ・ヤング賞のW受賞は。
「そうなれたら、もちろん最高ですし。まずは復帰して、しっかりともう一度、さらに強くなったパフォーマンスっていうのを出して、自信を持ってマウンドに上がれるのがまず目標かなと思います」（Full-Count編集部）