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世界一直後…台湾の“異例の計らい”に止まらぬ称賛 日本への配慮が「奥ゆかしすぎる」

Full-Count / 2024年11月26日 7時30分

プレミア12で優勝を収めた台湾代表【写真:中戸川知世】

■台湾代表は「ここはNPBの球場」とシャンパンファイトを辞退

 チャイニーズ・タイペイ代表は24日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝で野球日本代表「侍ジャパン」に勝利し、世界一に輝いた。歓喜に沸く中、試合後のナインが取った“行動”に「奥ゆかしすぎるでしょ、台湾代表」「心からリスペクト」と称賛の声が相次いだ。

 チャイニーズ・タイペイはこの日、投打で侍ジャパンを圧倒。先発のリン・ユーミンが4回無失点の好投を見せるなど、4投手の継投で4安打完封。打線も5回に2本の本塁打で4得点を奪い、リードを守った。トップチームの主要国際大会では初の世界一だった。

 涙を流す選手がいるなど、歓喜に沸いたチャイニーズ・タイペイ代表だったが、シャンパンファイトを辞退。地元メディアによると、ソ・ゴウク監督が「ここはNPBの球場です。私たちは祝うこともできますが、(シャンパンファイトをせず)この喜びを台湾に持ち帰って、皆様にご迷惑をかけずに祝いたいと思っています」と説明したという。

 日本の会場への配慮にX(旧ツイッター)では称賛が相次いだ。「心意気は流石」「なんて素晴らしいんだ」といったコメントのほか、「誰も迷惑だなんて思わない」「やってくれて構わんのに」といった意見もあった。(Full-Count編集部)

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