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天才ソトと再契約へ…ジャッジがオーナーに直談判 自身の契約超えも「どうでもいい」

Full-Count / 2024年11月24日 11時9分

ヤンキースからFAとなっているフアン・ソト(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

■MLB公式報道…ヤンキースのほかにドジャースやメッツなども関心か

 ヤンキースからFAとなった26歳の“天才打者”フアン・ソト外野手は、今オフのFA市場で最大の大物と目されている。契約規模は1000億円級とも報じられているが、アーロン・ジャッジ外野手が再契約のために「ソトの売り込みをする」とMLB公式サイトが伝えた。

「ハル・スタインブレナーオーナーは、ジャッジがヤンキースに関わる話をすれば、あらゆることに対して聞く耳を持っている。直近、ジャッジはソトと再契約をしなければいけないとオーナーにメッセージを伝えた」と同サイト。ジャッジによると、ワールドシリーズ終了から1週間後くらいにスタインブレナーオーナーとフロリダ州タンパで面会をしたといい、ソトの去就を含め、2025年のロースター強化に向けて「多くのこと」を話し合った。

 ジャッジとソトは今季、2人合わせて99本塁打、253打点という強力打線を形成し、ワールドシリーズ進出へ牽引した。ジャッジはア・リーグMVP発表時に「フアン(ソト)が前を打つことによって、(打席に入る前に)多くの球を見ることができる。彼はやっかいな打者だから、初回に私と対戦をする前に投手の体力を消耗させてくれるのは大きかった。打線にソトが8人いてくれたら最高だよ」と絶大な信頼を口にした。

 ジャッジは2031年まで年俸4000万ドル(約61億8900万円)を稼いでおり、ヤンキースで最も高給だが「新契約を結べば、ソトはジャッジを超えるだろう」と予想する。報道によると、ヤンキースのほかにブルージェイズ、ドジャース、メッツ、フィリーズ、レッドソックスが入札に関心を示している。

 ソトが自身の年俸を超える可能性について聞かれたジャッジは「私たちが最高の選手を獲得さえすれば、本当にどうでもいいこと。(ソトと再契約できれば)何であれハッピーなこと。誰が一番稼いでいるなんて、考えたことはないよ」と答えたという。

「ジャッジによると、自身がFAになった2022年オフにオーナーとの関係に絆が芽生えたという。両者は最低でもシリーズに1回は選手、コーチ、チーム環境の改善などについて話し合いをしてた。ジャッジは『私に心を開いてくれた。関係性が築けていることで、私が実際に見たことや感じたことを伝えることができる。会話が多ければ多いほど、チームをよくしてくれる』とコメントしている」と同メディア。MVPの思いは届くのだろうか。(Full-Count編集部)

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