ド軍救った29歳への“宣告”に「プロは残酷」 WS進出貢献も…米ファン涙「10月のMVPだ」

ドジャースからノンテンダーFAになったブレント・ハニーウェル【写真：Getty Images】

■ドジャースはハニーウェルとローグをノンテンダーFAとした

　ドジャースは22日（日本時間23日）、右腕ブレント・ハニーウェルと左腕ザック・ローグに来季の契約を提示せずノンテンダーFAとしたことを発表した。ハニーウェルは今季、チームの投壊を救っただけに、「プロは残酷。冷酷な世界だ」「なんでだよ……」「心が折れた」などと嘆きの声が上がっている。

　29歳のハニーウェルは、パイレーツでは2試合に登板して0勝0敗、防御率4.95にとどまり、メジャー出場前提の40人枠を外れるDFA（事実上の戦力外）となった。7月にウェイバー公示を経てドジャースに加入した。

　地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」もノンテンダーFAを報道。「チームやファンは彼にとても感謝をしている。ポストシーズンではイニングイーターとして役割を果たした。ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦では（4回2/3を投げ）ブルペンを温存させ、第6戦でのワールドシリーズ進出に貢献した。レギュラーシーズンでも20登板して、防御率2.63をマークした」と多大な貢献を強調した。

　ファンからは「ハニーウェルの仕事ぶりにはリスペクトしないといけない」「彼は10月のMVPだ」「再契約を祈っている」「彼はいつまでもドジャーだ」「君のことは忘れないよ」「貢献を忘れないよ」「ハニーウェルに称賛を」などと働きぶりを称えるコメントが並んだ。（Full-Count編集部）