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侍敗戦も…牧秀悟の“人間性”に感動「本当にカッコ良い」 最後に示した振る舞いが「素晴らしい」

Full-Count / 2024年11月25日 11時52分

侍ジャパン・牧秀悟【写真:小林靖】

■牧は“恐怖の6番”としてチーム2位の8打点

 野球日本代表「侍ジャパン」は24日、東京ドームで行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝でチャイニーズ・タイペイ代表に0-4で敗れ、準優勝に終わった。満員の観衆が詰めかけた東京ドームにはため息が漏れ、ナインも呆然としていた。悔しさ滲む敗戦となったが、最後に“キャプテン”が示した振る舞いが「本当にカッコ良いし立派」「素晴らしい」とファンの心を掴んだ。

 相手先発のエース左腕を打ち崩せず、日本のスコアボードに0が刻まれた。一方で5回に戸郷翔征投手(巨人)がソロと3ランを浴び、4点を追う展開に。その後もチャイニーズ・タイペイは何度もチャンスを作り、どうにか投手陣はゼロに抑えたものの、打線がわずか4安打に終わり、最後の最後で敗戦。準優勝に終わった。

 国際大会の連勝は27でストップ。悔しさが滲む日本代表はその後、東京ドームのファンへ挨拶を行った。一塁線上に監督、ナインが並ぶ中、牧秀悟内野手(DeNA)が全員揃ったことを確認すると、一歩前に出て深々とお辞儀。これを合図に選手たちも続き、場内からは拍手が送られていた。

 牧が示した振る舞いに、日本のファンは感動を隠しきれなかった。「ほんま牧かっこいい!」「牧が一歩前出て礼してたところ見て涙出てきた本当にお疲れ様でした」「最後の挨拶、さっと出てきてキャプテンシー溢れてました」「牧が一歩前に出て最後の挨拶したのも好き。あれ、意味とかじゃなくて気持ちだよ」「最後の挨拶で牧さんが一歩前に出てて本当に好きになった。こういうときに、こういう行動ができるのは素晴らしい」「負け試合の時は自分が代表して挨拶するの本当にカッコ良いし立派」などと称賛の声が殺到した。


プレミア12決勝の台湾戦後に挨拶をする侍ジャパン・牧秀悟【写真:中戸川知世】

 牧は今大会“恐怖の6番”として活躍。打率.241、OPS.704、チーム2位タイの8打点をマークし、22日のベネズエラ戦では同点の6回に勝ち越し満塁本塁打を放った。DeNAでは今季からキャプテンを務めた26歳は、トップチームでもプレーでもプレー外でも存在感を発揮した。(Full-Count編集部)

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