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韓国メディアも衝撃…侍J敗戦後に台湾が示した敬意 祝勝会“拒否”で「品格まで示した」

Full-Count / 2024年11月26日 11時57分

プレミア12決勝で侍ジャパンを破ったチャイニーズ・タイペイ代表の選手たち【写真:中戸川知世】

■韓国メディアOSEN「シャンパンとビールは一つも蓋が開けられなかった」

 優勝国が見せた振る舞いに“ライバル国”も衝撃を受けたようだ。チャイニーズ・タイペイ代表は24日、東京ドームで行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝で野球日本代表「侍ジャパン」を4-0で破り、初優勝を飾った。歓喜を味わう中で、チャイニーズ・タイペイ代表はシャンパンファイトを辞退。韓国メディアも驚きを持って報じている。

 台湾紙「中天新聞」や台湾放送局「緯來電視網」などによると、チャイニーズ・タイペイ代表の曽豪駒(ソ・ゴウク)監督は「ここは日本プロ野球の球場です」とシャンパイファイトの辞退の理由を説明。「私たちは祝うこともできますが、(シャンパンファイトをせず)この喜びを台湾に持ち帰って、皆様にご迷惑をかけずに祝いたいと思っています」と、侍ジャパンへ敬意を示したという。

 チャイニーズ・タイペイ代表の振る舞いは大きな反響を呼び、日本のファンからも「国民性が素晴らし過ぎる」「惚れるわ」「いつも日本にリスペクトを払ってくれて、負けても気持ちいい相手」「台湾の国民性は素晴らしい。だから大好き」「素晴らしいチームですね」と称賛の声が送られていた。また、同国にオープニングラウンドで敗れた韓国も衝撃を受けたようだ。

 韓国メディア「OSEN」は25日、「『ここは日本だ、お祝いは台湾に帰ってから…』 シャンパンパーティーを断り、優勝チームの品格まで見せた」と題した記事を寄稿。チャイニーズ・タイペイの祝勝会辞退を報道した。記事では「優勝が決まった瞬間、抱きしめながら喜び合い、涙を流す選手もいた。球場全体にお辞儀をしていた。大会主催者側はシャンパンファイトの準備をしたものの、シャンパンとビールは一つも蓋が開けられなかった」と伝えている。(Full-Count編集部)

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