年間表彰式で衝撃コスプレ 優勝監督の前でも堂々披露…ド級三変化で「お騒がせしました」

仮装して登場した楽天・辰己涼介【写真提供：産経新聞社】

■楽天・辰己がNPB表彰式で驚きの衣装で登壇

　楽天・辰己涼介外野手が26日に行われた「NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD」に出席し、ド派手な“三変化”で会場を沸かせた。最後には鎧兜姿を披露し「お騒がせしました」と“謝罪”して笑わせた。

　最多安打の表彰ではちょんまげのカツラに金色の袴で登場。「打者の賞なので、武者とかけたんですけど。侍ジャパンもかかっているし、そんな感じです」とコンセプトを説明。ファンへのメッセージを求められると「今後もガ“ムシャ”ラに……武者とかかっているんですけど、がむらしゃらに頑張っていきます。応援よろしくお願いします」と笑わせた。

　ちょんまげ＆はかまは“辰己劇場”の序章に過ぎなかった。その後、プロ野球新記録となる外野手でのシーズン最多刺殺となる397を達成したことでパ・リーグ特別賞を受賞。「刺殺にかけて……」と語り“切り裂きジャック”の和訳でも知られるヨーロッパの殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」のコスプレで現れた。

　このタイミングでは最優秀監督賞を受賞した巨人・阿部慎之助監督、ソフトバンク・小久保裕紀監督も一緒に登壇。両リーグの優勝監督と同じステージでも仰天衣装を披露するハートの強さも披露した。

　最後はベストナインとして壇上に立った場面。今度は甲冑姿でファンを喜ばせた。「プロに入ったときから将軍になりたいと思ってやってきたので、今後も武士の誉を忘れることなく頑張っていきたいなと思います」と“辰己節”で挨拶。それでも最後は「これで最後です。お騒がせしました。ありがとうございました」と笑った。

仮装して登場した楽天・辰己涼介【写真提供：産経新聞社】

　球界きってのエンターテイナーは驚きの3パターンのコスプレで“MVP級”の視線を浴びた。（Full-Count編集部）