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巨人・戸郷は3億円到達&坂本は1億円減、ロッテ左腕は大幅増 元ドラ1は“低迷”…26日の更改

Full-Count / 2024年11月26日 20時31分

巨人・坂本勇人(左)と戸郷翔征【写真:矢口亨】

■巨人の戸郷、坂本やロッテの小島らが契約更改交渉に臨んだ

 NPB各球団で26日、契約更改交渉が行われた。リーグ優勝した巨人では、戸郷翔征投手は来季年俸3億円(以下、金額はいずれも推定)、坂本勇人内野手は1億円減の5億円でサイン。ロッテの小島和哉投手は1億6000万円でサインした。

 侍ジャパンの一員としてもプレーした戸郷は、1億2000万円増の年俸3億円で更改した。初の開幕投手を務めた今季は5月24日の阪神戦でノーヒットノーランを達成。3年連続12勝を挙げ、2度目の奪三振王(156個)に輝いた。35歳の坂本は1億円減の5億円で来季19年目に臨む。今季は打率.238と苦しんで2軍調整も経験したが、本格的に転向した三塁でゴールデングラブ賞に輝くなど存在感を示した。39歳の長野は長野久義外野手は1000万円増の5000万円でサイン。今季は54試合に出場した。

 ロッテの小島は26日、5500万円増の年俸1億6000万円でサインした。今季は12勝10敗、防御率3.58で、4年連続で規定投球回に到達した。

 中日の木下拓哉捕手200万円増の年俸7000万円で複数年契約を結んだ。契約年数は明らかにしなかった。国内フリーエージェント(FA)権を行使し「誠意を感じた」と残留を決断した。2019年ドラフト1位の石川昂弥内野手は現状維持の3000万円でサイン。4本塁打に終わり「思うようにいかなかった」と振り返った。

 西武では2020年ドラフト1位の渡部健人内野手が20%超の350万円減の1250万円でサイン。今季は打率.030、本塁打と打点はゼロに終わった。来季は背番号が「8」から「66」に変更となる。ソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手の人的補償として加入した甲斐野央投手は500万減の3500万円で更改。今季は19試合の登板に終わり「期待された上での数字なので、全く満足していません。何をしているんだろうという思いです」と悔しさをにじませた。(Full-Count編集部)

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