台湾代表、まだまだある“神対応” 深夜に日本人へ見せた粋な振る舞い「素晴らしい」
Full-Count / 2024年11月28日 8時5分
■シャンパンファイトを辞退→深夜に高級和牛レストランで祝勝会
「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、チャイニーズ・タイペイ代表が野球日本代表「侍ジャパン」を4-0で破って初優勝を果たした。シャンパンファイトを辞退して話題を呼んだナインは、その後も日本に対して“神対応”を行ったと地元メディアが報じている。
歓喜と涙の勝利を手にしたチャイニーズ・タイペイ代表。しかし、曽豪駒(ソ・ゴウク)監督は「ここは日本プロ野球の球場です」として予定されていたシャンパンファイトを辞退した。「私たちは祝うこともできますが、(シャンパンファイトをせず)この喜びを台湾に持ち帰って、皆様にご迷惑をかけずに祝いたいと思っています」と、侍ジャパンへ敬意を示した。
チャイニーズ・タイペイ代表の振る舞いは反響を呼び、日本のファンか「惚れるわ」「台湾の国民性は素晴らしい。だから大好き」「素晴らしいチームですね」「本当に最後まで素晴らしいチーム」などと称賛の声が送られていた。しかし、これには“続き”があった。
台湾のニュース局「FTNN 新聞網」や台湾メディア「中天新聞網」によると、ナインやチーム関係者は日付をまたいだ25日の深夜、協会理事長が予約した高級和牛レストンに姿を見せたという。もっとも、営業時間外での特別待遇。協会理事長は「終了時間が遅くなったこともあり、店員一人一人に日本円で1万円のチップ」を渡し、感謝の気持ちを伝えたという。また同メディアによると、「チャイニーズ・タイペイ代表は店員への配慮を忘れなかった。夜遅くまで対応をした日本人スタッフに礼儀を貫いた」と加えている。
優勝しても慢心せず、最後まで礼節を見せたことに、日本のファンは改めて感動した様子。「粋だね……」「心からおめでとうと言えますね」「だから台湾は好きなんだな」「勝っても負けても気持ちいい対戦相手」「素晴らしいの一言」などと反響が広がっている。(Full-Count編集部)
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