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大谷翔平が「経済を回している」 ド軍が進める“帝国化”…全て揃う好条件を球界OB指摘

Full-Count / 2024年11月28日 8時50分

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■大谷翔平の獲得から始まったド軍の“帝国化”

 大谷翔平投手らが所属するドジャースが“帝国化”している。ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネル投手が26日(日本時間27日)、ドジャースと5年1億8200万ドル(約277億)で契約に合意したと米複数メディアが報じた。契約金は5200万ドル(約79億6100万円)。MLBネットワークのジョン・モロシ記者によるとオプトアウト(契約破棄)権はない。

 31歳のスネルは2011年ドラフト1巡目追補(全体52位)でレイズ入り。2016年にメジャーデビューすると、2018年には21勝5敗、防御率1.89でサイ・ヤング賞を獲得。2022年にはパドレスで14勝9敗、防御率2.25で2度目のサイ・ヤング賞に輝いている。今年は開幕直前の3月にジャイアンツと2年契約に合意。最終的に20先発で5勝3敗、防御率3.12の成績を収め、オフにオプトアウト権を行使し、FAとなっていた。

 元アスレチックスのダラス・ブレイデン氏は自身のX(旧ツイッター)で「ドジャースが(ヒエラルキーの)頂点に君臨したことを人々は理解しないといけない。オオタニ自身が経済(組織)を回しているのだ。ドジャースは(大谷を)利用して、今は後払いを乱発している」と指摘した。

 近年、ドジャースは大谷や山本由伸投手らと大型契約を結ぶなど、積極的に戦力を整えている。ブレイデン氏は「選手は試合に勝ちたいし、いい契約も貰いたいし、成長もしたい。ドジャースはその全てを提供することができるのだ」と言及。さらには「ドジャースはスネルと1億8200万ドルで契約したが、まだ序の口のような気しかしない」とし、さらなる“補強”も予想していた。(Full-Count編集部)

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