広島1年で退団も46発HR王 2.3億円で再契約…掴んだ“ドリーム”にファン「幸あれ」

広島時代のマット・デビッドソン【写真：矢口亨】

■デビッドソンがNCダイノスに“残留”…「韓国でドリームつかんだな」

　KBOのNCダイノスでプレーするマット・デビッドソン内野手が、来季も“残留”することになった。1年契約で再契約を結んだと球団が発表。150万ドル（約2億3000万円）で再契約したと見られ、2年目は170万ドル（約2億5800万円）で球団がオプション権を持つ。

　韓国放送局「SPOTVニュース」のシン・ウォンチョル記者は、NCダイノスのイム・ソンナム監督が「デビッドソンはチームの中心打者。グラウンド外でも外国人選手たちの先頭に立って、リーダーとして振る舞ってくれた。リーグに完全に適応したデビッドソンが来年も、打線の中心で更に活躍してくれることを願っている」と語ったと報じている。

　さらに同記者はデビッドソンが「また一緒に戦うことができて嬉しいです。NCファンにまた会えることができるので幸せです。もう1度挑戦します」と抱負を述べたことについても言及している。

　デビットソンは2023年に広島でプレー。112試合で打率.210、チーム最多の19本塁打、44打点を挙げたが、1年限りで退団した。NCダイノスでプレーした今季は131試合で打率.306、46本塁打、119打点をマークした。

　本塁打王の残留にファンは「デビッドソン日本に帰ってこなくてかなし」「デビッドソンさんに幸あれ」「韓国でドリームつかんだな」「韓国だから結果残せてるんであって、デビッドソンは韓国で現役を全うしたほうがよさそうやね」「韓国で頑張れデビッドソン！」「成功して良かったねー！」などの声を上げていた。（Full-Count編集部）