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エドマンは37億円が後払い 米報道…今オフ2人目、ドジャースで続出する特殊契約

Full-Count / 2024年11月30日 8時46分

ドジャースとの契約延長が発表されたトミー・エドマン【写真:ロイター】

■6年目は球団オプション…19億4000万円との報道も

 ドジャースは29日(日本時間30日)、トミー・エドマン外野手と5年7400万ドル(約110億7000万円)で契約延長に合意したと発表した。契約は2025年から2029年シーズンまでで、2030年は球団オプションとなる。また、地元記者によると、2500万ドル(約37億3000万円)が後払いになっているという。

 29歳のエドマンは内外野を守れる便利屋で、2021年には二塁手部門でゴールドグラブを受賞した。今季途中にカージナルスからトレード加入。故障もあって37試合の出場にとどまったが、勝負強い打撃と好守でチームに貢献。メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは打率.407、OPS1.022、ポストシーズンの球団シリーズ記録に並ぶ11打点の活躍でMVPを受賞した。ワールドシリーズでもOPS.988の猛打で世界一に導いている。

 契約成立時から後払いが採用されていると報じられていたが、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者によると「関係者筋の情報:トミー・エドマンの7400万ドルの契約は後払いで2500万ドルが含まれている。10年間にわたって支払われる予定」になっているという。

 ドジャースは26日(同27日)、ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネル投手と5年1億8200万ドル(約277億円)で契約に合意したと報じられた。スネルの契約も6200万ドル(約94億円)と言われている。他にも、昨年10年総額7億ドル(約1066億円)で契約を結んだ大谷翔平投手は97%が後払い。ムーキー・ベッツ内野手は12年総額3億6500万ドル(約566億7000万円)のうち1億1500万ドル(約175億円)、フレディ・フリーマン内野手も6年総額1億6200万ドル(約249億円)のうち5700万ドル(約86億7900万円)が後払いで、またも“得意”の契約形態となった模様だ。(Full-Count編集部)

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