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ド軍の“やり方”を米批判「球界を苦しめる」 大谷&ベッツらで1500億円…続く異色契約

Full-Count / 2024年11月30日 12時53分

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■ドジャースはエドマンとスネルにも後払いを採用

 ドジャースは29日(日本時間30日)、トミー・エドマン外野手と5年7400万ドル(約110億7000万円)で契約延長に合意したと発表した。地元記者によると、2500万ドル(約37億3000万円)が後払い。チームの主力選手の複数が採用する“契約形態”は、総額10億ドル(約1497億円)に達することになりそうだ。

 米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者によると、エドマンは7400万ドルのうち2500万ドルが後払いで、10年間にわたって支払われる予定だという。ドジャースは26日(同27日)、ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネル投手と5年1億8200万ドル(約277億円)で契約に合意したと報じられており、スネルの契約も6200万ドル(約94億円)が後払いとなっている。

 また、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は「ドジャースの後払い総額は約10億ドルになる:オオタニ、ベッツ、スネル、フリーマン、スミス、エドマン」と投稿。6選手の後払い契約に言及している。

 昨年12月に10年総額7億ドル(約1066億円)で加入した大谷翔平投手は97%が後払いで、計6億8000万ドル(1018億円)が10年契約終了後に支払われていく。ムーキー・ベッツ内野手は1億1500万ドル(約175億円)、フレディ・フリーマン内野手は5700万ドル(約86億7900万円)、スネルが6200万ドル、ウィル・スミス捕手は5000万ドル(約74億8000万円)、そしてエドマンが2500万ドルとなり、計9億9200万ドルが後払いだ。

 MLBの労使協定では、後払いは正式に認められているものの、ドジャースほど活用・運用しているチームは少ない。それゆえ、この投稿で総額を知った米ファンからは「(野球は)壊れている。後払いが改善されなければ、球界を苦しめるだろう」「おかしい」「どうしてMLBはこのやり方を許してるのか」と批判の声も寄せられている。(Full-Count編集部)

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