村上宗隆、大谷翔平らに敬意「さすがだなと」 夢実現へ「背中を押してくれるような成績を」
Full-Count / 2024年12月2日 13時33分
■契約更改後に会見…ヤクルトは「いい選手がまだまだくすぶっている」
ヤクルトの村上宗隆内野手が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、サインした。2022年オフに3年総額18億円の契約を結んでおり、来季が3年契約の3年目となる。更改後の会見では来年オフのメジャー挑戦への意思を明かし、来季が「日本でやる最後のシーズンになると思います」と明言した。主な一問一答は以下の通り。
――サインは。
「もちろん、しました」
――3年契約3年目。内容は。
「変わらず、ハイ」
――球団とはどんな話を。
「来年1年僕自身もいろいろ球団と交渉してもう1年やらせていただくという中で、チームの優勝に向けてどうしていくのがいいかというのを話しました。怪我人が多い、僕自身もちょっと怪我をしていますけど、怪我人が多い中でチームの力をどう上げていくかというのをいろいろな面から話をさせていただきました」
――怪我人の復帰に関して改善の要望を出したということか。
「なかなかヤクルトの選手は投手を含め、怪我をして治って上がってくる選手が少ない中で、いい選手がまだまだくすぶっているので、そこをもっと改善したらチーム力も上がりますし優勝できるのではと、そうなっていくのかなと思います」
――ずっと思っていたことか。
「もちろんたくさんいい選手がいるので、そういう選手たちが怪我をしてしまってなかなか強くなって復帰できない状況はチームとして痛いですし、そういったところは感じていましたけど」
――2年前に球団と話し合いを重ねてきたなかで、3年目を迎えるにあたって将来の話は。
「もちろん今年そういうルールが改正されたら米国に、メジャーリーグに挑戦するというのは球団の方と話をして決めてくださったことなので。それがもう1年増えてあと1年ヤクルトでプレーをするということになったので、来シーズン日本でやる最後のシーズンになると思って、というかそうなると思います」
■ベテラン青木の引退で「自分たちが引っ張っていかないと」
――メジャーへの思いを改めて。
「今は全くメジャーへの思いは考えていないですし、とにかくあと1年ヤクルトでやると決めた以上、まず個人の目標としては来年終わったら行けることなので、今はこの球団でプレーをして優勝に導くことだけを考えていますので、とにかく優勝してしっかりとした成績を残すことだけを考えています」
――昨年はメジャーへの思いは年々強くなっていると言っていた。今年は気持ちの違いは。
「昨年はこのオフに行けるか行けないかのところだったので、僕自身ももちろん行きたい思いが強かったのでそう思っていましたけど、いざこういう結果になって行けないとなって、でも来年1シーズンしたら行けることは確実なのでそのときの気持ちとはちょっと違いますけど」
――大谷や山本の活躍による今季のメジャーの盛り上がりはどう見ていたか。
「さすがだなと思っていました」
――青木がいないオフになるが自主トレの予定は。
「同じように自主トレはできればなと思っています」
――青木がいないシーズンを迎えることは。
「それはずっと言っていますけど自分たちが引っ張っていかないといけないですし、若い選手もたくさん出てきてチームがよりよい方向に向かっていくために、レギュラーである以上そこは責任を持ってやっていかないといけないなと思っています」
――今年のオフは新しいことを取り入れる予定は。
「新しいことをやろうというか、継続して、自分自身を見つめ直す時間にしたいなと思っています。高みを目指すことはいいことなんですけど、その中で自分を見失うことがあったので、まずは自分自身しっかり自分のプレーだったり自分の打撃だったり、そういうところに自信を持てるような時間にしていきたい」
■打撃2冠も「チームの成績を含めて胸を張れる数字ではなかった」
――今季はどう振り返るか。
「全く数字もろもろ、チームの成績を含めて胸を張れる数字ではなかった。でもその中で最終的に打撃のタイトル2冠というのを、数字としては僕自身納得していないですけどそこで思い詰めるのも良くないと思うので、まずは2冠というのをちゃんと自信にして、来シーズンに向けて頑張れればなと思います」
――良かったところ、ポジティブに捉えられるところ。
「いやもう、全てがポジティブです」
――来季の目標。
「優勝して日本一になることです」
――個人としての目標として求めていく数字は。
「ないです。個人としても優勝と日本一を目指して頑張りたいと思います」
――日本で最後の年への強い思いがあるか。
「もちろんありますね。ここまでプロ野球でやってきて、僕のスタートもメジャーに挑戦することができるのも日本でやってきたことが全てだと思います。あとはヤクルトという球団にすごく感謝しているので、そういった意味で僕自身、強い思いを持って最終的には皆さんに喜んでもらえるように、最後笑顔で背中を押してくれるような成績を残したい。そういう意味ではすごく強い思いがあります」(Full-Count編集部)
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