苦渋の電撃退団に笑顔の引退 GG共演&下剋上日本一、手術から復帰も…88年世代の今
Full-Count / 2024年12月2日 18時21分
■1988年世代には多くのNPB実績選手がそろう
2024年シーズンはセ・リーグ3位のDeNAがクライマックスシリーズを勝ち上がり、日本シリーズでパ・リーグ王者のソフトバンクを破り、26年ぶりとなる日本一で幕を閉じた。2日には日本野球機構(NPB)から2025年度の「契約保留者名簿」が発表となり、楽天を電撃退団した田中将大投手の名前が外れた。その田中将をはじめとするNPBでプレーする“1988年世代”は、それぞれが岐路を迎えている。
日米通算197勝をマークしている田中将は11月24日に自身のYouTubeで楽天を退団すると発表。厳しい表情で「楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに新たなチームを探すことに決めました」と報告した。今後は新たな所属チームを探すことになる。
DeNAで14年、巨人で4年プレーした梶谷隆幸外野手はこのオフに現役引退。会見では「本当にやり切った思いでいるので、幸せだなと思います。やり切りました」と晴れやかな笑顔をみせた。西武一筋12年の増田達至投手も今季限りで現役を引退。2015年に最優秀中継ぎ投手となると、2020年には最多セーブのタイトルを獲得した
巨人・坂本勇人内野手、広島・秋山翔吾外野手は「第53回 三井ゴールデン・グラブ賞」を獲得するなど健在ぶりをアピール。ソフトバンク・柳田悠岐外野手も怪我で一時離脱したが、まだまだ打線の中軸として活躍している。
DeNA・宮崎敏郎内野手は今季打率.283で5年連続3割台は途切れたが14本塁打、56打点でチームの日本一に貢献した。ロッテ・澤村拓一投手は39試合の登板で15ホールドを記録した。中日・大野雄大投手は9試合で2勝6敗、防御率4.87、ロッテ・石川歩投手は右肩の手術から復帰し、5試合で3勝1敗、防御率3.70だった。
来季37歳を迎える世代。若手の超えるべき“壁”として、まだまだ負けられない。(Full-Count編集部)
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