MLBは「ドジャース問題を抱えている」 “特殊契約”連発に米疑念「どこが勝てる?」
Full-Count / 2024年12月2日 19時37分
■米司会者がド軍の後払い契約“連発”に言及「MLBは問題を抱えている」
ドジャースは今オフ、FAになったブレイク・スネル投手、トミー・エドマン外野手と契約合意。両選手とも後払いが適用されるなど、多くの選手の契約で同様の形態が取られていることが話題になっている。米司会者は「そんなチームにどこが勝てるんでしょうか」と訴えている。
米ストリーミングサービス「ロク・チャンネル」の「ザ・リッチ・アイゼン・ショー」で司会を務めるリッチ・アイゼン氏は「MLBはドジャース問題を抱えていると思います。オオタニ、ベッツ、フリーマンの上位打線、昨年は大枚をはたいてヤマモト、(このオフは)ブレイク・スネルを獲得しました。既に素晴らしいチームなのに、他球団よりいい条件を提示して契約に結びつけられることは、MLBにとって問題なのです」と訴えた。
アイゼン氏はさらに「ドジャースが他の選手に大金をかけられるのは、オオタニが後払い契約をしたからです。彼ら(ドジャース)は『南カリフォルニアに住みませんか? 一緒にワールドシリーズを制覇した上でリタイア後の計画を立てられます! というやり方です」と指摘。後払い契約を結ぶことで、引退後の保証もできるという利点を語った。
主張は止まらず、「私は間違ったことを言っていません。そんなチームにどこが勝てるんでしょうか? ヤンキースがフアン・ソトと(再)契約してもノーラン・アレナド、アレックス・ブレグマンといった強打の選手を大金をかけて獲得しなければなりません。そして、引退後の説得もしないといけません」と述べた。
米メディアなどによると、ドジャース選手の後払い額は大谷翔平投手が6億8000万ドル(1021億円)、ムーキー・ベッツ内野手は1億1500万ドル(約173億円)、フレディ・フリーマン内野手は5700万ドル(約86億円)、ウィル・スミス捕手が5000万ドル(約75億円)、今オフFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手が850万ドル(約13億円)、今オフにFAになり契約合意したブレイク・スネル投手は6200万ドル(約93億円)、トミー・エドマン外野手は2500万ドル(約38億円)。合わせると、9億9750万ドル(約1498億円)となる。今後、大型契約の際の潮流となっていくのだろうか。(Full-Count編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ド軍の後払いが「物議を醸している」 米メディアは「抜け道」と指摘…総額1500億円に賛否
Full-Count / 2024年12月2日 14時42分
-
イチロー氏が引退後に受け取る37億円 ド軍の“乱発”で注目の契約形態…72歳まで続く前例も
Full-Count / 2024年12月1日 14時20分
-
ドジャース大物獲りへ…また「大谷方式」 万能内野手29歳エドマン5年111億円残留も34%が後払い
スポニチアネックス / 2024年12月1日 1時31分
-
ド軍の“やり方”を米批判「球界を苦しめる」 大谷&ベッツらで1500億円…続く異色契約
Full-Count / 2024年11月30日 12時53分
-
エドマンは37億円が後払い 米報道…今オフ2人目、ドジャースで続出する特殊契約
Full-Count / 2024年11月30日 8時46分
ランキング
-
1ロッテ沢村、契約更改後の会見で結婚発表―「自分の活躍を喜んでくれる人がそばにいるのは心強い」
スポニチアネックス / 2024年12月2日 13時52分
-
2現役引退の日本ハム鍵谷 出身地・北海道七飯町の町民栄誉賞を受賞 同町で2人目
スポニチアネックス / 2024年12月2日 17時19分
-
3「大谷に1014億円、挙句の果てに…」 ドジャース新戦力に契約破棄された宿敵の米識者嘆き
THE ANSWER / 2024年12月2日 8時13分
-
4田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月2日 12時1分
-
5河村勇輝に大物からの〝推し〟続出 今度はマーカス・スマート「ユウキが大好きなんだ」
東スポWEB / 2024年12月2日 19時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください