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ド軍FA右腕に浮かび上がる150億円契約の可能性 “流出”濃厚か…狙う「最善のシナリオ」

Full-Count / 2024年12月3日 8時6分

ドジャースからFAとなっているウォーカー・ビューラー【写真:Getty Images】

■米サイトによればメッツ、ブレーブス、ヤンキース、アスレチックスが関心

 ドジャースからFAとなっているウォーカー・ビューラー投手について、複数のチームが関心を持っていると2日(日本時間3日)、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。

 2023年のトミー・ジョン手術から復帰を果たした今季、16先発で1勝6敗、キャリアワーストの防御率5.38にとどまった。しかしポストシーズンではメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で4回無失点、ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦は5回無失点、第5戦では胴上げ投手になる活躍ぶりだった。

 同サイトは「短期契約で先発補強を目指すチームにとって、ビューラーは最も人気のある選手だ。米ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者によるとメッツが興味を持っていると報じ、その他の報道によるとブレーブス、ヤンキース、予算の少ないアスレチックスまで関心を示しているという」と報じた。

 メッツはベテラン右腕のフランキー・モンタスと2年契約で合意したが、今季ローテーションを務めたショーン・マナイア、ルイス・セベリーノ、ホセ・キンタナはFAとなっており「追加の補強が必要なことは明らかだ」と指摘した。

 ビューラーについて「一時ナ・リーグで最も有望とされる投手だったが、怪我によって順調に歩めずにいる。速球の平均球速もピークの2020年と比べて2マイル(約3.2キロ)も減少している。それでもこの4年間の通算成績は、564回、防御率2.82で、速球の平均球速も90マイル後半だ」と現状を分析しつつ「ビューラーにとって最善のシナリオは今オフ1年契約か、オプトアウト権が付随する2年契約を結んで来季市場に戻ることだ。2025年復活することができれば、1億ドル(約150億円)契約を結ぶ可能性だってある」とも。30歳右腕の去就が注目される。(Full-Count編集部)

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